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現場周辺は厳戒警備続く 動機不明のままで不安感ぬぐえず 深圳の日本人男児刺殺事件から1週間

産経ニュース / 2024年9月25日 11時41分

【深圳=三塚聖平】中国広東省深圳(しんせん)で日本人学校に通う日本人男子児童(10)が刺殺された事件から25日で1週間となった。男児が襲われた現場付近では25日朝、パトカーや私服を含む警察関係者が多数配置される厳しい警備体制が敷かれていた。

近隣住民によると、事件後に日本人学校周辺の警備が強化された。現場付近ではこの日、中国人の子供が多数登校していたが、日本人とみられる子供の姿はなかった。日本人学校ではオンライン授業が行われており、児童らは外出を控えているとみられる。現場付近を歩いていた女性は「子供を襲うという起きてはならないことが起きた。自分も子供がいるので悲しさは分かる」と語った。

事件は18日朝に発生した。保護者と登校中だった男児が日本人学校から約200メートル離れた歩道で男に刃物で腹部などを刺され、近くの病院に運ばれて手術を受けたが19日未明に死亡が確認された。容疑者の男(44)は現場で取り押さえられた。

中国政府は「偶発的な事件」だとして、日本側が求める動機や背景の説明に応じていない。中国で働く日系企業駐在員からは「動機も分からなくては適切な対策を取れない」という不安の声が上がっている。

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