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中国の日本人学校警備強化へ4300万円 柘植外務副大臣「できることは全て行う」

産経ニュース / 2024年9月23日 20時0分

【北京=三塚聖平】中国を訪問している柘植芳文外務副大臣は23日、中国に進出する日系企業の団体「中国日本商会」や日本人学校の関係者らと北京の日本大使館で意見交換を行った。広東省深圳(しんせん)市で日本人学校に通う日本人男子児童(10)が男に刺されて死亡した事件に関し、柘植氏は「中国各地の日本人学校の安全や、子供たちの安全確保を最優先にできることは全て行っていく考えだ」と表明した。

柘植氏は、事件を受けて中国国内の日本人学校12校の警備を強化するため、外務省予算から緊急に約4300万円を充てると説明した。

中国日本商会の本間哲朗会長(パナソニックホールディングス副社長)は「従業員とその家族の安心と安全は、日本企業が中国で事業を継続するための基本中の基本だ」と指摘。日中両政府に対し「中国在留邦人10万人に対する安全確保を改めてお願いしたい」と訴えた。

柘植氏は同日、中国の孫衛東(そん・えいとう)外務次官と北京市内で会談し、在留邦人の安全確保のための具体的な措置や、事件の動機を含む「一刻も早い真相の解明と明確な説明」を強く求めた。

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