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露、新型ICBM「サルマト」発射試験に失敗か 欧米専門家が分析 実戦配備遅れも

産経ニュース / 2024年9月24日 7時58分

欧米諸国の複数の軍事専門家は23日までに、ロシアが最近、北西部プレセツク宇宙基地で新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト」の発射試験を行ったものの、失敗したもようだと分析した。発射場に直径60メートルのクレーターができていたことや、周辺で火災が起きたことが衛星写真などで確認されたという。

英BBC放送は23日、人工衛星データから発射試験は20日に行われたとみられると指摘した。ロイター通信は23日、「サルマトは4回連続で発射試験に失敗しており、実戦配備がさらに遅れる可能性がある」とする英専門家の見解を伝えた。

ペスコフ露大統領報道官は23日、発射試験の失敗情報について「軍に問い合わせるべきだ」とし、コメントを避けた。

サルマトはプーチン露大統領が2018年に開発を発表。1万8千キロの長大な射程で、米ミサイル防衛(MD)網を突破できるとしている。露国防省は22年に発射試験に成功したと発表した。プーチン氏は今年2月、サルマトの量産型が軍に引き渡されたと述べていた。(小野田雄一)

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