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イスラエル軍参謀総長「レバノンへの地上侵攻を準備」 米仏など調停に本腰

産経ニュース / 2024年9月26日 10時23分

【ラマラ(ヨルダン川西岸)=佐藤貴生】イスラエル軍のハレビ参謀総長は25日、親イラン民兵組織ヒズボラの掃討のため、レバノンに地上侵攻する準備が進んでいると述べた。軍はこの日、北部国境の任務のため予備役の2個旅団を新たに招集した。互いへの攻撃は激しさを増す一方で、地上軍の越境で戦闘は長期化する恐れが強い。

多数の首脳が集まる米ニューヨークの国連総会を舞台に調停が本格化している。ロイター通信によると、米国はレバノンと合わせ、イスラム原理主義組織ハマスがイスラエル軍と戦うパレスチナ自治区ガザを含む緊張緩和を探っている。マクロン仏大統領は近く外相をレバノンに派遣する意向を示した。

ハレビ氏はイスラエル北部のレバノン国境周辺で、兵士たちに「上空を飛ぶ戦闘機の音が聞こえるだろう」「君たちが地上侵攻する可能性に備えているのだ」と述べた。

イスラエル軍は25日、ヒズボラの拠点であるレバノン南部や東部ベカー高原を戦闘機で爆撃した。レバノン政府によると、この日の攻撃では少なくとも51人が死亡、220人以上が負傷した。

レバノンでは攻撃を避けるため南部を脱出して北部に向かう車の列が続き、首都ベイルートでは避難民の退避場所として学校などが開放されるなど混乱が広がっている。

ヒズボラは25日、イスラエル西部テルアビブ近郊にミサイルを発射、イスラエル軍が迎撃した。北部にも多数のロケット弾などを発射したもようだ。

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