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イエメンからのミサイル、イスラエルが迎撃を発表 ヒズボラ司令官殺害の報復か

産経ニュース / 2024年9月27日 16時33分

【エルサレム=佐藤貴生】イスラエル軍は27日、イエメンで弾道ミサイルが発射され、国内に侵入する前に迎撃したと発表した。長距離ミサイル対応の防空システム「アロー」が使われた。イスラエル西部テルアビブや中部一帯には空襲警報が発令された。

ニュースサイト「タイムズ・オブ・イスラエル」によると、発射したのはイエメンの親イラン民兵組織フーシ派とみられる。

レバノンの首都ベイルート南郊では26日、同じくイランと連携するレバノンの民兵組織ヒズボラのムハンマド・スルル幹部司令官がイスラエル軍の爆撃で殺害された。この爆撃で2人が死亡、15人が負傷したもよう。23日以降のイスラエル軍の攻撃による死者は600人を超えた。

死亡した司令官は無人機(ドローン)を担当しており、イエメンに赴いてフーシ派の戦闘員らに訓練していたとされる。このため、フーシ派が報復攻撃を行ったとの観測が出ている。

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