人の声を聞き分ける災害用ドローン開発 内閣府や東工大など合同チーム

産経ニュース / 2017年12月7日 21時32分

ドローンに取り付けるマイクロフォンシステムを開発した中臺一博教授=7日、東京都目黒区の東工大(市岡豊大撮影)

 災害現場でドローンを飛行させ、助けを求める人の声を聞き分けて位置を特定できるシステムを内閣府や東京工業大などの合同チームが開発し、7日発表した。こうしたシステムの実用化は世界初という。

 飛行時に出るドローン自体の騒音の中から、20〜30メートルの範囲内で人の発した声を聞き分ける。実験では、蓋をした土管の中にいる人の位置を正確に特定した。3次元で特定でき、がれきに埋もれた人の声を察知できる。

 ドローンは重機が入れない現場で状況を把握できるが、音声分析は難しかった。東工大の中臺一博特任教授は「救助で重要な発生72時間以内の捜索を効率的に行える」と期待。未来の被災地はドローンが飛び回っているかも。

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