【話してみよう Japaneseライフ】木々に囲まれた神様の住まい

産経ニュース / 2019年12月4日 8時47分

伊勢神宮外宮の神楽殿前を進む天皇陛下を乗せた馬車=11月22日午前10時31分、三重県伊勢市(代表撮影)

 ■jinja

 天皇陛下は11月22日、伊勢神宮を訪れ、皇位継承に伴う一世一度の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」を終えたことをご報告された。英語ニュース・オピニオンサイト「ジャパン・フォワード」は「The Enshrinement of Amaterasu-Omikami at Jingu」(天照大御神が鎮座する伊勢神宮)などの記事で、神宮や神社の成り立ちなどを、日本語と英語の両方で特集している。

 神社本庁によると、日本では、海や山、森など、自然の中で目印になるようなものには、神が宿っていると考えられてきた。

 至るところに神々は存在すると考えられ、やがて、清めた場所の中央に榊(さかき)などの常緑樹の枝を飾り、神を招いて儀式を行う慣習が生まれた。後に、森の中に神の住まいが設けられ、儀式を行う建物が建て替えられていくようになった。「これが神社として知られる社殿の始まり(This is the origin of the shrines known as jinja)」「日本には8万以上の神社がある(There are more than 80000 jinja in Japan)」

 神社はshrineやShinto shrineとよく訳される。しかし、英和辞典によるとshrineは一般に「(聖人の遺骨・遺物をまつった)聖堂、廟」。一方、神社に遺骨や遺物はない。「外国人は遺骨や遺物があると誤解しがち。神社は日本独特の信仰なので無理に訳さず、jinjaとした上できちんと説明することが、結果的に相手に対しても親切」(書籍「日本のこころ公式ガイドブック」)という。

 近年、訪日外国人が増えている。身近な神社や伊勢神宮などを、簡単な英語で伝えてみたい。See you next week!

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