【神戸5人殺傷】犠牲の祖父に7カ所以上の傷 竹島容疑者 強い殺意か

産経ニュース / 2017年7月17日 22時52分

神戸市北区の5人殺傷事件で殺人容疑で再逮捕された竹島叶実容疑者(産経新聞)

 神戸市北区の民家などで男女3人が刃物で刺されるなどして死亡し、女性2人が重傷を負った事件で、兵庫県警有馬署捜査本部は17日、司法解剖の結果、死亡した無職、南部達夫さん(83)の全身に少なくとも7カ所の傷があったと発表した。捜査本部は殺人容疑で再逮捕した孫の無職、竹島叶実(かなみ)容疑者(26)に強い殺意があったとみて調べている。

首や胸、背中など上半身に傷集中 後頭部と額に殴打痕

 捜査本部によると、南部さんの死因は失血死で、刃物で首を切られたことが致命傷とみられる。首や胸、背中など上半身に傷が集中しており、後頭部と額には殴打痕があった。左右の腕にも傷があったが、一部は抵抗した際にできた防御創とみられる。死亡推定時刻は16日午前6時25分だった。

 事件は16日午前6時20分ごろ、南部さんの110番で発覚。南部さん方や路上で5人が倒れているのが見つかり、南部さんと妻の観雪(みゆき)さん(83)、2軒隣の辻やゑ子さん(79)が死亡、竹島容疑者の母親の知子さん(52)ら2人が重傷を負った。捜査本部は18日以降に観雪さんと辻さんの司法解剖を行う予定という。

再逮捕後は黙秘

 竹島容疑者は通報から約15分後、近くの神社で包丁や金属バットを持っていたとする銃刀法違反容疑で現行犯逮捕され、17日に南部さんに対する殺人容疑で再逮捕された。当初は調べに「自宅の包丁で、誰でもいいから刺してやろうと思った」などと供述していたが、再逮捕後は黙秘しているという。

産経ニュース

トピックスRSS

ランキング