「熱い!」福祉施設の高温風呂で入所者死亡 大阪・阿倍野 

産経ニュース / 2018年5月16日 21時7分

 大阪府警阿倍野署は16日、大阪市阿倍野区の障害者支援施設で今月12日、入所者の女性(52)が入浴中に全身やけどを負って病院に搬送され、その後死亡したと発表した。施設側は「入浴前の温度確認を怠った」としており、阿倍野署は業務上過失致死容疑なども視野に、当時の状況を詳しく調べる。

 阿倍野署によると、施設は「グループホーム ティンク」(阿倍野区長池町)。施設側の説明では、12日午後4時半ごろ、知的障害のある女性が1人で入浴していた際、「熱い」と悲鳴を上げたため、50代の女性職員が浴室に入ったところ、女性はやけどを負った状態で洗い場に立っていた。

 女性は病院に搬送されたが、15日夜に死亡。直前に職員が浴槽に湯をためていたが、温度は80度近くあったといい、阿倍野署は女性が風呂に転落した可能性があるとみている。

 施設には当時5人が入所していた。死亡した女性は日ごろから1人で入浴していたという。

 施設を運営する社会福祉法人「日本ヘレンケラー財団」の西川佳夫理事長は取材に対し、「マニュアルで決まっている入浴前の温度確認を怠った。亡くなられた方には申し訳ない」と話した。

産経ニュース

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