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【自民党総裁選】決選投票経て 新総裁に石破茂氏選出 上川陽子外相(衆院静岡1区)は7位にとどまる

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年9月27日 19時22分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

総裁選の決戦の日を迎えた、27日朝。

(上川外相)

「いよいよきょう最終日を迎えて投開票の日となりました。私にとってはまだ、選挙戦真っ只中という思いであります。女性議員がリーダーである総理大臣と。この道を切り開いていくと。私自身道なき道を切り開いてきたという風に思っておりまして、この目標を達成する、最後の活動をわき目もふらずに、一意専心の思いで進んでいきたいと思っております。」

最後まで支持を集めるために動くと話した上川陽子外務大臣。12日の告示以降、全国各地で演説会や討論会が開かれ、支持を訴えてきました。

(上川外相)

「日本初の女性総理として、みなさんと一緒に新しい日本の景色をつくっていきたい!」

県内では、告示前から自民党県連の「有志の会」が立ち上げられるなど、支援が広がりました。27日、上川大臣は地元への感謝も口にしました。

(上川外相)

「地域のどなたかと顔が見えるので、そういう方たちの応援をいただいてここまで来たということを、私自身本当に感謝しております」

また今回、出馬にあたっては、推薦人20人のうち麻生派が9人となりました。その麻生派を率いる麻生副総裁が 高市氏を支持し、1回目から高市氏に投票をするよう麻生派に伝えたという報道がされたことについては・・・

(上川外相)

「そのようなニュースがあったのは承知しているが、私自身1回目の戦いが勝負でありますので、それに向かって全身全霊を込めて、動いていくのみということです。」

その後、昼には…。

(チーム陽子の議員たちのかけ声)

「陽子!陽子!・・・」

上川氏を支える議員、「チーム陽子」と決起集会を開きました。

(松島みどり議員)

「ここまで来たねぇ、本当に!」

決選直前の昼食。支持する議員たちの結束を確かめ合いました。メニューは、縁起をかついで「カツカレー」。

(上川外相)

「チーム陽子として支えていただき、『外遊中は空白を埋めるから行って来い』と。完全なる勝利を目指して最後までよろしくお願いします」

午後1時前。投票が始まる前に、自民党本部に集まった議員らにこんな説明が…。

(中谷 元 議員)

「総裁選挙は非常に厳粛な場でございますので、携帯電話スマートフォン等のご使用は禁止とさせていただきます」

議員個人の判断で投票先を決めてもらうための異例のルールが設けられました。

午後1時すぎ、議員投票がスタート。続々と投票が進む中、候補者本人も…

(会場音)

「上川陽子君」

1回目の投票はおよそ30分で終了。議員票・党員票の行方は…

開票の結果、1位が高市氏が181票、2位が石破氏で154票、3位が小泉氏で136票となりました。議員票を最も集めたのは小泉氏でしたが、党員票で2人に差をつけられました。上川大臣は40票で、全体で7位。内訳は議員票が23票、党員票が17票でした。4位が林氏、5位が小林氏になるなど全体はこちらの順位になり、高市氏と石破氏による決選投票となりました。決選投票を前に、2人に演説の機会が与えられました。

(石破氏)

「国民を信じる自民党でなければならない。国民は自民党を信じていないかもしれない。しかし私は国民を信じて逃げることなく、正面から語る自民党をつくってまいります。」

(高市氏)

「いろんなものから命を守れる日本列島を一緒につくって、次の世代に受け渡していこうじゃないですか。それがいま、いまの時代を預かっている私たちの責任」

注目の、決選投票の結果は…

(得票読み上げ)

「合計は、高市早苗君194票、石破茂君215票です。石破茂君を当選者と決しました。」

高市氏に21票の差をつけて、石破氏が自民党新総裁に当選しました。

新総裁誕生後、票を投じた県内選出議員に受け止めを聞きました。

自民県連会長を務め、今回の総裁選では、上川氏を推薦人となって支援した井林衆院議員は・・

(井林議員)

「決まった以上は総裁の下で一致団結することが重要。」

Q.期待することは?

「石破さんは、地方から日本を立て直すと明言していた特徴的な候補。地域活性化、地方創生に非常に期待したい」

また、来たる解散総選挙については、”なるべく早く国民に信を問うべき”だ、とコメントしました。

(井林辰憲 議員)

「県連としても新人の支部長がいる3区8区を重点的な選挙区として取り組んでいきたい。他にも構図が変わっている選挙区がある。静岡の場合は、立憲民主党と共産党の協力が進んでいると見受けられる。共産党と組む立憲を許すのかも国民に審判を問うていきたい」

また、同じく上川大臣を支えた深澤衆院議員は・・・

(深澤陽一 議員)

「特に国民を思う、世界情勢を思う訴えが総裁選に出たからこそ、自分の中がすべて出たのではと感じました」

一方、選挙戦を制した石破元幹事長の推薦人、細野衆院議員は・・・

(細野豪志 議員)

「外交安保は保守。内政はリベラルというのが私の立ち位置なので、そこが一致したのが大きい。内政も外交も難しい局面、石破さんは十数年準備してきている。そ

の備えができているということで、一生懸命応援したい」

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