日本が超ハイペースでノーベル賞受賞者を輩出できる理由は一体何なんだ?=中国

サーチナ / 2019年10月12日 5時12分

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2000年代に入ってからかなりのペースでノーベル賞受賞者を輩出している日本。2019年は「リチウムイオン電池」を開発した吉野彰氏ら3人がノーベル化学賞を受賞した。(イメージ写真提供:123RF)

 2000年代に入ってからかなりのペースでノーベル賞受賞者を輩出している日本。2019年は「リチウムイオン電池」を開発した吉野彰氏ら3人がノーベル化学賞を受賞した。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本は「どうやって19年間に19人という超ハイペースでノーベル賞受賞者を輩出したのか」と題する記事を掲載した。

 リチウムイオン電池はスマートフォンなどに広く使われ、太陽発電や風力発電などの蓄電池としても活用が進んでいる。モバイル時代を切り開き、環境問題にも貢献したことが評価されたそうだ。記事は、「これで外国籍を取得した人も含めると27人の日本人がノーベル賞を受賞した」と、その数の多さに驚きを示している。
 
 なぜ日本は「19年間に19人」もノーベル賞受賞者を輩出できたのだろうか。記事はこの理由を「教育」にあると分析。日本は「幼少時の教育から違う」そうだ。記事は、日本の教育は「成績よりも子ども一人一人の天性を重視している」と感心している。1973年にノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈氏も、「子どもには多く自然に触れさせ、探求心を重要な科学の授業ととらえるべき」と語ったという。吉野彰氏も、子ども時代から好奇心旺盛だったと報じられている。

 記事は、日本の学校では「好奇心を最大限に伸ばす」ために、毎年粘土や絵画、彫刻、縫物など「大量の作品」を作り、工場、消防署、警察署、パン屋、レストランの厨房など多くのところで社会見学をさせ、花や野菜を植え小動物や虫も育てていると紹介。「こういう教育の下で生活を楽しむ子どもたちは、何にでも好奇心を持つ」と称賛している。

 中国では、つめこみ式教育のため成績を何より重視し、子どもたちの1日は勉強に追われて机に向かっているうちに終わってしまうのが現状だ。教師も親も子どもを「自然に触れさせ、好奇心を伸ばす」余裕がないと言えるだろう。成績も重要だが、好奇心を伸ばしてあげるという点では、日本は良いお手本になると言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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