恐怖を感じないわけがない! マザーマシンに見る日本企業の「飽くなき追求心」=中国

サーチナ / 2020年9月4日 9時12分

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中国メディアは、「中国の工作機械は日本の工作機械と競える日が来るのか」と題する記事を掲載し、日本の工作機械の強さに感嘆している。(イメージ写真提供:123RF)

 工作機械は「マザーマシン」と呼ばれるように、製造業にとってなくてはならない機械だ。日本の工作機械メーカーの競争力は世界的に見ても極めて高いと言えるだろう。中国メディアの中国伝動網はこのほど、「中国の工作機械は日本の工作機械と競える日が来るのか」と題する記事を掲載し、日本の工作機械の強さに感嘆している。

 記事はまず、日本の工作機械がいかに「世界をリードする」存在であるかを紹介。世界に名だたる企業が多くあり、欧州に比べて遅れて台頭したのに、あっという間に世界トップの座にのぼりつめたと感心している。

 日本の工作機械の特徴は、それぞれのメーカーによって得意分野が違うことだそうだ。ある企業は速度や精度の高い工作機械を作るのが得意で、別の企業は機械構造が合理的で高効率かつ無公害、しかもオートメーション化でシンプルな加工ができるのが特徴だと紹介。さらに別の企業の工作機械は、効率も精度も高く、寿命が長くて操作が簡単などそれぞれに特徴があると分析している。

 それにしても、日本は米国やドイツと比べると後発なのに、なぜこれほど短期間で成長できたのだろうか。記事は「日本人が学ぶのに長けた民族だから」ではないかと分析。海外の専門家を招聘するなど、先進的な技術を意欲的に学び「最速で」成長したと伝えた。

 しかしそれ以上に重要な要素は「技術革新への意欲」だ、と記事は指摘。世界最高の精度を誇る工作機械を目指せば、それだけコストもかかるのに、日本はそれでも「極限にまで精度の高さを求める」と紹介した。それで「世界が恐怖を感じないわけがない」と飽くなき日本企業の追求心に舌を巻いている。

 質の高さを追求することは、日本人の得意とする分野であり、工作機械で「世界を恐れさせている」のも必然とさえ言えるかもしれない。日本の工作機械は、今後も日本の貴重な産業として発展を続けていくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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