「インベスコ 世界厳選株式オープン」、分厚い分配余力と良好な運用成績で44カ月連続の純資金流入

サーチナ / 2020年9月4日 17時26分

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「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は2020年8月まで44カ月連続で流入超過となり、投資家の注目を集めている(2020年8月はモーニングスター推計値)。(図版は、毎月分配型ファンドの翌期繰越分配対象額の比較(1万口あたり))

 「インベスコ 世界厳選株式オープン(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)シリーズは、利益成長率や配当が高く、グローバル比較で割安とされる銘柄に厳選して投資し、毎月分配金を支払っている。中でも、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は2020年8月まで44カ月連続で流入超過となり、投資家の注目を集めている(2020年8月はモーニングスター推計値)。同ファンドは残高の大きい主要な毎月分配型ファンドと比較して、分配金の支払い余力が群を抜いて大きいことが注目される。

 「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は2017年1月以来、月次の資金流出入が途切れることなく流入超過となっている。資金流入額は2017年以降、年を追うごとに拡大し、2018年までは月間平均10億円未満だったが、2019年は月間平均約11.5億円になり、2020年になってからは月間の流入超過額が8月までの平均で20億円を超えた。新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって世界経済がかつてない苦境にある中で、「世界のベスト」に投資するという同ファンドの投資コンセプトと、それを裏付ける安定した毎月分配金の支払いが続いていることが安心感につながっていると考えられる。

 「インベスコ 世界厳選株式オープン」シリーズは1999年1月から運用が始まり、20年超の実績を有する長寿ファンドだが、決算回数は2017年1月に毎月へと変更された。変更後は、基本的に毎月1万口当たりの分配金(税引前)を「為替ヘッジなし」が150円、「為替ヘッジあり」が40円を支払っており、さらに毎年3月、6月、9月、12月には市場環境および基準価額水準等を勘案した上で、毎月の分配金に付加して支払う場合がある。2017年1月から2020年7月までの1万口当たりの累計分配金(税引前)は、「為替ヘッジなし」が7,850円、「為替ヘッジあり」が3,490円となっている。

 毎月決算型ファンドについては金融庁が、「収益以上の分配金を支払い、元本を取り崩している」と指摘したことなどもあって、2017年半ば以降に毎月決算型ファンドは総じて大量の解約が相次ぐ事態となった。しかし、毎月決算型の全てが悪いわけではない。毎月決算型に投資しようと考える投資家が見極めるポイントは、運用実績に沿った分配金を支払っているかどうかだ。そこで、運用報告書の「翌期繰越分配対象額」を確認したい。翌期繰越分配対象額とは、当期で獲得した配当等収益、有価証券売買益、前期から繰り越した収益調整金や分配準備積立金の合計額から、当期分配金を引いたものを指す。

 直近の運用報告書で翌期繰越分配対象額を確認すると、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」の翌期繰越分配対象額は1万口当たり9,132円、「同<為替ヘッジあり>(毎月決算型)」は6,694円となっている。2020年7月末時点の純資産額上位10ファンドの翌期繰越分配対象額の平均は1万口当たり1,889円であり、当シリーズが大きく上回っている。当シリーズは、分配金の原資の水準に応じた無理のない分配を実施してきているといえ、多くの毎月決算型ファンドの基準価額が5,000円を下回るほどに落ち込んでいる中、当シリーズは<為替ヘッジなし>が8,000円台後半、<為替ヘッジあり>は1万円を超える水準をキープし、安心感につながっている。

 もちろん、このような高い分配金を支払えるのは、余力が十分にあることに加え、良好な運用実績も要因の一つになっている。モーニングスターが算出するカテゴリー平均と比較可能な2000年1月末から2020年7月末までの累積リターンは当ファンドが96.70%となっており、ベンチマークである「MSCIワールド・インデックス(円換算)」を27.92%、モーニングスターカテゴリー「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」平均を36.68%上回った。

 なお、当シリーズには、分配金を極力支払わない「年1回決算型」が2018年10月に追加設定され、<為替ヘッジなし><為替ヘッジあり>の2コースがある。世界の企業の中から投資先を厳選し、「成長のちから」、「配当のちから」、そして、「割安のちから」を合わせて投資資産の長期の成長をめざす当シリーズにあって毎月分配型より効率的に資産の成長をめざすコースとして年1回決算型も検討したい。(図版は、毎月分配型ファンドの翌期繰越分配対象額の比較(1万口あたり))(情報提供:モーニングスター社)

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