日本が70年経っても「北方領土を取り戻せない」理由=中国

サーチナ / 2020年12月2日 12時12分

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ロシアが実効支配している択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島から成る北方領土。日本は再三返還を求めているが、70年以上経過した今でも実現していない。これはいったいなぜなのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

 ロシアが実効支配している択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島から成る北方領土。日本は再三返還を求めているが、70年以上経過した今でも実現していない。これはいったいなぜなのだろうか。中国メディアの快資訊は27日、日本がいまだに北方領土を取り戻すことができないのには3つの理由があるとする記事を掲載した。

 1つ目の理由は、「国力が弱いこと」で、これが最大の理由だと分析。日本は経済的には成長し豊かな国になったものの、国全体の力においてはロシアに及ばないとしている。そのため、実力の劣る日本は返還の交渉においても受動的にならざるを得ないと説明した。

 2つ目の理由は、「人がいないこと」だという。ロシアは最近、クリミア半島を取り戻すことに成功したが、これは「クリミア半島に住むロシア人」によるウクライナからの独立運動が大きな力になったと分析。この点、北方領土に住む日本人はいないので、日本は手の出しようがないとしている。

 3つ目の理由は、「核兵器」の存在だ。ロシアは米国よりも多くの核兵器を保有しており、日本は軍事力によって取り戻すことはできないと分析。日本はロシアを恐れており、そのため日本としてはただ「お願い」することしかできず、このため70年以上が経過した今でも北方領土の返還が実現していないのだと論じた。

 日本政府はこれまで4島返還にこだわってきたが、安倍前首相は北方領土交渉で事実上の2島返還へと方針を変更した。しかし、安倍政権時にも返還は実現せず、菅政権となってからも解決の糸口は見えていない。現状からすると返還までの道のりはまだ遠いと言わざるを得ないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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