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なぜ日本人は冷静でいられるのか! 「不思議を通り越して、恐ろしい」=中国

サーチナ / 2021年9月5日 7時12分

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2019年に吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞し、日本人のノーベル受賞者は米国籍取得者も含めると計27人になったが、これだけ多くの受賞者を輩出しながら日本人が浮足立たないため、中国人は不思議を通り越して「恐ろしく」感じるのだという。(イメージ写真提供:123RF)

 日本で初めてノーベル賞を受賞したのは湯川秀樹氏だ。2019年に吉野彰氏が化学賞を受賞し、日本人の受賞者は米国籍取得者も含めると計27人になったが、これだけ多くの受賞者を輩出しながら日本人が浮足立たないため、中国人は不思議を通り越して「恐ろしく」感じるのだという。中国のQ&Aサイト・知乎にはこのほど、ノーベル賞を多数受賞しても浮かれないのは「日本人の本当に恐いところだ」とするスレッドが立てられた。

 日本から多くのノーベル賞受賞者が輩出されても、日本人が「浮かれない」というのはどういうことだろうか。スレ主は、日本はノーベル賞の受賞者からして「受賞を淡々と受け止めている」と紹介している。例えば、「ノーベル賞受賞よりも、自分の発見が人のためになることのほうが嬉しい」と語る人や、研究を始めたきっかけは「クラゲがどうやって光るかを知りたかった」という人もいたと紹介した。また、学歴も専門知識もないが、そのおかげで常識破りな発想で大発見をした人もいたと伝えた。

 こうした受賞者は、ノーベル賞などの賞を取って功利を立てるのが目的ではなかった、ということだろう。スレ主は「ノーベル賞に固執していない」と驚き、「この功利主義の時代に変わった人たちだ」と伝えている。中国人にとっては、功を立てるつもりがなく研究することも理解できないが、もっと理解できないのは欲がないのに国際的な賞を受賞し、それを「恐いほど冷静」に受け止めていることらしい。

 これに対して、「試験のために勉強しているのか、勉強のために試験をしているかの違いだ」、「これこそ本物の学問に対する態度」などと感心する人や、「中国では収入重視」なので科学者よりもアイドルの方が人気といった意見が書き込まれていた。また、「日本はより共産主義に近いのではないか」との指摘のほか、「大丈夫だ。我々には新四大発明がある」といった自虐的なコメントもあった。

 新四大発明とは「高速鉄道、モバイル決済、ネット通販、シェア自転車」を指すもので、中国で普及したことで新たな価値を得たという意味合いで使われているのだが、いずれも中国が発明したものではなく、まるで横取りしているかのようだ。いずれにせよ、日本の科学者の成功は「功利を立てようとしたわけではないからこそ」の結果と言えそうだが、中国ではこの日本の常識は通用しないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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