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政治家の報道規制発言を問題視、処分妥当の声が過半数

政治山 / 2015年7月10日 17時0分

 6月25日に行われた自民党議員の勉強会「文化芸術懇話会」で、報道機関に対して威圧するような発言があったことが波紋を呼び、党は勉強会の主催者らを処分しました。政治山では6月30日から7月7日に、「政治家の報道機関に対する圧力発言と、その関係者に対する政党の処分についてどう思いますか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

 まず政治家が報道規制について発言することへの意見をみると、「問題あり」が57.6%で、「問題ない」の41.1%を上回りました。処分に対する意見は「処分は妥当」が64.6%、「処分は行き過ぎ」は34.1%という結果でした。やはり、報道規制発言を問題と感じている人は処分妥当という意見が多く(53.5%)、問題ないと考える人にとっては処分は行き過ぎ(30.0%)と感じるようです。

 一連の問題をめぐっては、多くの新聞社や放送局が批判的に報道しました。安全保障関連法案の審議に影響を及ぼすことを危ぐした自民党執行部が、関係者を処分し問題の幕引きを図ろうとしたものの、安倍首相、菅官房長官、谷垣自民党幹事長らが国会答弁のみならず各方面へ陳謝するなど対応に追われる事態となりました。

政治山クリックリサーチ(2015年6月30日~7月7日実施)

「政治家の報道機関への圧力発言と、関係者への処分をどう思いますか?」のアンケート

政治家が報道規制について発言するのは問題なので、処分は妥当・・・53.5%
政治家が報道規制について発言するのは問題だが、処分は行き過ぎ・・・4.1%
政治家も言論の自由はあるため問題ないが、収束を図るには処分は妥当・・・11.1%
政治家も言論の自由はあるため問題ないので、処分は行き過ぎ・・・30.0%
分からない・関心がない・・・1.2%

回答数:243
調査期間:2015年6月30日~7月7日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)

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