公的な防災ヘリの山岳救助有料化、68%が肯定的

　埼玉県の防災ヘリが遭難した登山者を救助した場合、遭難者から手数料を徴収する条例案が2日、埼玉県議会に提出されました。政治山では2月14日から21日に、「自治体が所有するヘリの山岳救助有料化をどう思いますか？」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

　「賛成」と「どちらかといえば賛成」を合わせた肯定派は68.4%、「反対」と「どちらかといえば反対」を合わせた否定派は31.5%という結果でした。

　防災ヘリの運航に関する条例の改正案は、無謀な登山を抑止することが狙いで、手数料として燃料費分の5万円程度を徴収するとしています。改正案を提出した自民党県議団は過半数を占めるため、2月定例会の会期中に可決・成立する見通しです。

「自治体が所有するヘリの山岳救助有料化どう思う？」のアンケート結果

賛成･･･48.8%
どちらかといえば賛成･･･19.6%
どちらかといえば反対･･･6.5%
反対･･･25.0%

回答数：168
調査期間：2017年2月14日～2月21日
調査方法：政治山クリックリサーチ（択一方式の簡易アンケートシステム）