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[神奈川県]新型コロナ感染者の「自主療養」を実施

政治山 / 2022年5月9日 13時5分

COVID-19

※写真はイメージです

 神奈川県(922万200人)は、新型コロナウイルス感染症感染者の「自主療養届出システム」を実施している。抗原検査キットや無料検査で陽性が判明した重症化リスクの低い、基礎疾患のない感染者などが、医療機関を受診せずに自ら療養を始められ、県の健康観察アシストが受けられる「自主療養」を選べるようにした県独自の取組み。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が拡大し、重症化リスクが高い高齢者などへの感染が広がっていることから、限られた医療資源をリスクの高い感染者へ重点的に振り向けるのがねらい。

 自主療養対象者は、2歳~39歳の人及び40歳~64歳で基礎疾患や肥満傾向がない人。妊娠中(妊娠の可能性ありも含む)は対象外で、基礎疾患の有無にかかわらず医療機関を受診することとしている。また、医療機関の検査で陽性になった人は「自主療養」は選べない。

 具体的には、対象者が抗原検査キットのセルフチェックや無料検査で陽性が判明した場合、県の「自主療養届出システム」にアクセスした上で必要事項を記入して届け出ると、県で審査され、自主療養届ダウンロード用URLが記された届出発行メールが送られてくる。届出が承認された日から医療機関を受診せずに自主療養が始められ、翌日からLINEやAIを活用した自動音声電話による健康観察が始まる。

 自主療養者は毎日、検温などの健康観察を行い、原則、症状が現れた日に10を足した日まで療養する。無症状の場合は検査を行った日に7を足した日まで自主療養を行う。体調が変わったときは医療機関を受診し、特に症状が重いなど急を要する場合は自主療養システム届出時に案内された緊急相談窓口の「神奈川県コロナ119番」に相談することとしている。自主療養届は、学校や勤務先へ欠席や休業を届け出る際に利用できる。

(月刊「ガバナンス」2022年4月号・DATA BANK2022)

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