インフルエンザが3年ぶりに流行している。先日インフルエンザと診断された筆者の友人は、「(軽症で済んだ)コロナよりキツかった」とうめくように漏らしていた。そしてもう一つ、大変だったと彼が振り返るのが「病院での待ち時間」だ。
インフルエンザのような症状があって、医療機関を受診する場合、一般的には「インフルエンザ迅速検査」をすることになる。この場合、診察のときに鼻や喉の奥を綿棒などで拭われたあと、結果が判明してまた診察室に呼ばれるまでに、待ち時間が発生する。
ただでさえ体調が悪い中、外出し、さらに待つことになるというのは、患者にとって負担になることがあるだろう。