人気ラーメン店「自家製麺 ほうきぼし」(東京・赤羽)店主・毛利由紀乃「今日の全身コーデは900円以下です」

週プレNEWS / 2012年4月30日 6時0分

高校卒業と同時にラーメン店を開業、わずか3ヶ月で行列店にしてしまった毛利さん。今ドキの女のコらしい素顔を明かしてくれました

昨年、高校を卒業したばかりの4月に自分の店を開業した毛利友紀乃さんは、創業後3ヵ月足らずで行列店にまで成長させた。つまり彼女は、ラーメン界で最も若い成功者といえる人物である。

人気の原因はキュートなルックスと若さだけではない。最初は興味半分の客も来るだろうが、味が平凡ならリピート客は生まれない。当然、実力が支持されて人気が出ているのだ。

ラーメン界には珍しい女のコである上にこの若さ。スゴすぎるわ。こりゃラーメンのことだけじゃなく、どんな人間性なのかも気にならない? てことで、営業時間外に直撃して激レアな私服姿をゲットしつつ、プライベートなことまで根掘り葉掘り聞いてきたぞ!!

***

――話を聞く前に確認したいんだけど、その格好はどうした?

「え!? お、おかしいですか?」

――今日は私服の写真を撮るって知っていたワケだし、普通の女のコならもう少しオシャレしてくるんじゃないかと。ジーパンにパチモンのゴムサンダルって(笑)。

「あ、私、服とか買わないんですよ。興味ないワケじゃなくて、安いものが好きっていうか……。だってこのサンダル100円ですよ! このジーパンもドンキの100円セールでゲットしました♪ このタンクトップはちょっと高くて、しまむらで690円だったかな? 全身で900円以下のコーデです!!(自慢げ)」

――この記事、日本中で読まれるかもしれないのに(笑)。

「マズかったですか……?」

――いや、逆に好感度がアップしたかもね。週プレ的には今すぐお嫁さんになってほしいです。

「どうしてですか?」

――ラーメンで稼いでくれて、お金は使わないんだもん。しかもかわいいんだから理想的っす!!

「ありがとうございます(照)」

――そろそろマジメな話をしなきゃね。なんでラーメン屋さんになりたいと思ったの?

「子供の頃からラーメンが大好きだったんです。家族でよく食べていました。でも、昔から自分でお店をやりたいと思っていたワケではなかったですね」

――開業はいつ決心したの?

「高校を卒業する直前です。将来何をやりたいのか、ずっと決まらなくて……。何も目標が決まらないまま大学に行っても、遊んで過ごして、いつの間にか就職活動の時期になるに決まってます。そこから慌てて『私は何をやりたいんだろう?』って考えたんじゃ、大学に行く意味がないです」

――ええコやなあ。さっき「お嫁さんにしたい」と言いましたが、娘にもしたいっす!

「そんななか、実家の近所に今のお店の物件が空いたって話を母が持ってきたんです。駅から少し遠いので家賃も安いし、ラーメン屋さんだった物件の居抜き(内装が前の店のまま)だから改装費もかからないし、『挑戦してみよう!』って思いました!!」

――オープン日は?

「昨年の4月13日です」

――卒業直前に決めたんだよね?

「はい。3月に決心して、オリジナルのラーメンを研究して、ひっそりとオープンさせました♪」

――短い準備期間でよくハイレベルなラーメンを作れたねえ!

「父が居酒屋をやっていて、よく余った食材を家に持ち帰るんですよ。それを使って自分や弟や妹のために料理を日常的に作っていたからですかね」

――元から基本的な知識や技術は身についていたんだね。「汁なし担々麺」が一番人気メニューらしいけど、週プレは「雪の担々麺」にハマったっす。名前のとおり白いクリーミーなスープなのにピリ辛で、具も丁寧な味つけで隙がない。とても10代の少女が作ったものとは思えない。天性の味覚センスがあると思うよ。

「最初から今のレベルのラーメンを作れたワケじゃないんです。今も金土以外はお昼のみの営業にして、夕方から夜までは新メニューの研究をしているんです」

――ちゃんと努力もして、開業から1年で今のレベルに達したんだね。よく頑張った!

「ありがとうございます……(若干涙ぐむ)。最初は一日でふたりしかお客さんが来なかったこともあって、かなり不安でした」

――客足増加のきっかけは?

「わからないんですけど、もしかしてっていうきっかけがありました。ある日、やたらに店内やラーメンの写真を撮り、麺やスープの材料や作り方とか、突っ込んだことを聞いてくるお客さんがいたんですよ。そのときは近所のラーメン屋さんの偵察(ていさつ)かもと思ったんですが、違ったみたいなんです。

――どうしてそう思うの?

「その日をきっかけに、急に多くのお客さんが来てくれるようになったんです。たぶん有名なラーメンブロガーさんだったんじゃないかと今は思っています」

――ブロガーの影響力スゲーな。ところでさ、今は繁盛してお金を使える立場になったでしょ? でも洋服には使わないみたいだし、何に使ってるの?

「お化粧品はいっぱい買いますね~♪ あとはぁ~、友達とカラオケ行ったりぃ?、ファミレスでダラダラ話したりぃ~」

――それ、学生でもプータローでも可能な遊びだぜ。人気店の店主なのに質素だなあ。

「よく妹の服を勝手に着て怒られてますからね~(笑)」

――彼氏は?

「いないですよ~」

――好みのタイプは?

「男気(おとこぎ)があるタイプかなあ。熱い人っていうか。あと、彼氏というか、ハーフの子供を持つことに憧れてるので、そうなると外人さんかな~(笑)」

――おお~。好みの国籍は? 週プレでラーメンの連載をしているアメリカ人がいるけど、どう?

「ヨーロッパ人がいいんですよね~(即答)」

――ラーメンアメリカ人、不戦敗!(笑)。最後に、将来の夢と読者へメッセージを!

「夢はヨーロッパのどこかにラーメン屋さんを出して暮らすことです♥ 読者の皆さん、東京じゃない方も多いでしょうが、もしお近くにいらっしゃったら、お気軽に立ち寄ってみてくださいネ☆」

(取材・文/菅沼 慶、撮影/本田雄士、山形健司)

赤羽「自家製麺 ほうきぼし」



東京都北区志茂1-10-1○営11:00~15:00(金曜・土曜は上記時間に加えて17:00~20:00も営業)○休月曜・祝日○070-5464-9094

「雪の担々麺」850円



辛さを調節可能なピリ辛クリーミースープに自家製麺が溶け込む。アーモンド、にんにくチップ、揚げ麺で味や食感の変化を楽しませようって演出にまで考えが及ぶ19歳、恐るべし!



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