人気店「つけめん うさぎちゃん」元店長・竹内三希子「絶対に自分だけの味を見つけて復活します!」

週プレNEWS / 2012年5月2日 6時0分

人気ラーメン店を突然閉店してしまった竹内三希子さん。丁寧な作りのファンだった人も多いが、彼女は今、何をしているのか?

人気ラーメン店だった東京・中野「つけめん うさぎちゃん」が、3月31日をもって突然閉店していた。店長を務めていたのは、当時27歳だった竹内三希子さん。女性店主の人気ラーメン店として話題だった彼女が、お店を辞めてしまった理由とは?

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人気のお店だったのに、どうして閉店しちゃったの?

「正直よくわからないんですよ。私は雇われ店長なので、オーナーが閉店すると言えばそれまでなんです」

全国的にも有名なラーメン店「せたが屋」グループ代表の前島司氏がプロデュースしたお店だったよね?

「そうです。でも誤解なさらないでほしいのは、前島さんはプロデュースしてくださっただけで、オーナーは別の人なんです」

複雑な構造なんだね。

「オーナーが前のラーメン店で店長をしていた私をスカウトして、味作りは前島さんに依頼して、現場で作ってお出しするのは私っていう構図です。しかも数ヵ月前に、そのオーナーがほかのオーナーにお店の権利を売却して、最後は私をスカウトした人とは別のオーナーになっていたんです」

ややこしすぎて、よけいにわからなくなったよ(笑)。

「ですよね(笑)。でも強調したいのは、前島さんに対しては感謝の気持ちでいっぱいなんです。前島さんがプロデュース料を受け取ったのは開業時の1回だけなのに、その後も何度も味のブレや改良に関するアドバイスをくださいました。完全に無料で」

前島さん、男前だな~。さすがラーメン界のカリスマ。人間性も含めてあそこまで上り詰めた男は違うっすね!

「ホントですよ~。今は前島さんの手を離れてしまいましたが、今でもすごく感謝しているし尊敬しています!!」

で、今は何をやっているの?

「某学校の給食係として働き始めました♪」

え!? ラーメンは?

「私、19歳のときからず~っと、いろんなラーメン屋さんで働いてきました。だから一回、ラーメン以外の料理全般に関する基本を身につけたいんです。その上で、自信を持てる自分オリジナルのラーメンを作り上げたいんです!」

確かにラーメンから離れるのもアリだね。でも、なんで給食係?

「それには3つの理由があります。まず、次は雇われ店長ではなく、自分のお店を持って勝負したい。そのためには貯金も大切だから、ちゃんと安定した月給をもらえる職場が重要だったんです」

オーナー側の事情で急に店がなくなるのは困るもんね(笑)。

「そうですね(笑)。ふたつめの理由は筋力の維持です。ラーメン作りって、普通の料理に比べて圧倒的にチカラが必要なんですよ。給食は一気に数百人分の料理を作ります。例えば、数百人分のキャベツを一気に切るし、重い鍋も動かします。学校の給食係は、働きながら腕や足腰の筋肉を維持できる素晴らしい職場ですよ♪」

豚骨をトンカチで砕いたり、巨大な寸胴を洗ったり、同じ動きを繰り返したり、ラーメン作りは女性に厳しい仕事だよな~。

「3つめは、学校なので勤務時間が夕方にはキッチリ終わるし、土日がお休みってことです。ラーメン屋って昼から深夜までの勤務だし、週に1回休めるかどうかなんです。自分の時間をつくれるのは大きいんですよね」

骨休めしたいってこと?

「いえ(笑)。断じて休みませんよ! 自分のオリジナルラーメンの研究をちゃんとじっくりやりたいんです。さらに、ほかのラーメン屋さんを毎日1食は必ず食べ歩きたい☆ そしてラーメン以外の料理も毎日1食は作り続けて試行錯誤したいです」

逆に忙しそうだなあ。

「まだまだですよ! さらに週3回くらい、夜の時間は料理屋さんの厨房でバイトしようと思っています。実はこの取材後、その面接なんですよ(笑)」

働き者だな~。三希子さんと結婚したいっす! どんな男が好み?

「そうですね~、やっぱり同業者がいいですかね~」

ラーメン屋さん?

「ラーメンでもほかのお料理でも大丈夫です。とにかく、週に1回だけお休みがあるかないかっていうペースで仕事をする、客商売特有の大変さを共有できる人がいいですね。あとは年上がいいかな~」

何歳くらいまでOK?

「自分の父親よりも下なら何歳でも。私、幼い頃から母子家庭で父がいなかったので、どうしても男性に父親っぽさみたいなのを求めちゃうんですよね~○ ダメなのかな?」

いや、今の世の中、その方向性が主流っぽいですよ! 最後に、竹内さんのラーメンを好きだったファンに、復活へ向けた決意をお願いします!

「今のお仕事は、こんなご時世なのに雇っていただいたので、すぐ辞めるような失礼なことはしたくありません。最低でも2年以上は勤めます。その間、いろんなラーメンを食べ、それ以外の料理も勉強して、オリジナルの味を追究し続けます。そして必ず、日本全国の方たちに来てほしいと自信を持って言えるようなラーメンを作り上げます! そのときは何とぞよろしくお願いいたします!!」

(取材・文/菅沼 慶、撮影/本田雄士)



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