「心は子供、体はオヤジ」の20代男子は病気になりやすい

週プレNEWS / 2012年5月8日 10時0分

大きな病気とは無縁と思っている20代の男子だが、実は今、体調を崩しやすい20代が増えているという。山王病院・副院長の奥仲哲弥先生が、その原因を分析する。

「いまの20代は清潔志向で、男性でも手洗いをしっかりする人が多い。でも、それが逆に作用して細菌やウイルスに弱く、すぐ下痢をしたり、感染症にかかりやすい傾向があります。僕らが20代だった頃より免疫力が落ちているんじゃないかな」

以前は、20代の男性が風邪をこじらせて肺炎になることなどまずなかった。だが、清潔ゆえに免疫力が落ちたせいなのか、そんな例も珍しくなくなっているという。

さらに、食生活の乱れも大きな要因だ。

「ファストフードや市販の弁当、お菓子、甘味飲料を多くとって育った世代なので血糖値は高め。統計的にも若年の糖尿病患者が増加中です。糖尿病は典型的な生活習慣病。多くの病気を合併しやすい中高年の病気ですが、現在の20代は父親世代より発症時期が早いかもしれませんね」(奥仲先生)

このように、体はすっかり“オヤジ化”している現在の20代だが、一方で、心はいまだ“子供のまま”という人も多いそうだ。山王病院・呼吸器センター内科部長の永田泰自先生が語る。

「体はしっかり成長しているのに、心の成長が追いつかず、アンバランスな状態がいまの20代の特徴だと思います。だから双極性障害(そううつ病)や統合失調症といった心の病気になりやすい。社会的にも不安定な時代ですから、ストレスが体の病気を引き起こす要因になることも考えられます」

体も心も20代、そんな当たり前のことが健康には一番いいのである。

■いちばん元気なはずの世代に緊急事態が迫っている?週刊プレイボーイ21号12ページ特集『20代のオトコたちを襲う想定外の病魔』



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