女性誌のご意見番・湯山玲子氏が語る、ビッチたちの生態と“触り方”

週プレNEWS / 2012年5月22日 6時0分

「ビッチはいろんな男とヤリたい人なので、男が執着を見せると捨てられる」と語る湯山氏

ビッチとは、ただのヤリマンとはワケが違う。自分の性欲を自覚し、男をハントしていく。そこには女性特有の面倒くさい恋愛意識は存在せず、セックスに対してのみその道を追求する、ある種ストイックな世界が広がっているという。

そんな性意識を持つ女、そこまでいかなくとも、昔ならば絶対に隠すべきだった“性欲の旺盛さ”を開放した女性たちの増加を唱える論客・湯山玲子センセーがビッチたちの生態と“触り方”についてまとめたのが、『ビッチの触り方』だ。

―ビッチっているんですね!



自らの“性欲の旺盛さ”を自覚し、実現行動するという意味では、昔の基準からしてみると、今の女性は全員ビッチ。そのなかでも、豊富な男性遍歴と求道心に満ちたビッチのトップたちは、世間体から実際は隠れている。隠れキリシタン状態なんですよ。





―どうやったら、ビッチだって見分けられるんですか?

実は、ビッチって見た目はそれ風ではない。本でも書きましたけど、洋服は無印良品でメイクすらしていないっていうコがいるんですよ。だけど、男を持っていく(笑)。

―見分けるのは、難しいと……。

いわゆるヒョウ柄の服とまではいかなくても、ネイルとか、とにかく自分磨きしてキレイにしている外見がハリウッドセレブのようないでたちの、高学歴かつ彼氏いない歴が長い、という女性が実はそうでもない、という。

―でも、そういう頑張ってる女ほど、その横に怖い顔した“スタンド”が見えるんですよ~。

そう、見えるでしょ(笑)。そのスタンドの欲望って、「一発ヤッたら結婚」とか「両親に会わせろ」とか「給料いくら?」みたいなことばっかりでしょ。男に言わせれば“重い”んですよね。

―おっしゃるとおり。怖くて手出しできない(苦笑)。

逆にビッチのトップたちはスタンドを消してるんでしょうね。でも、本音を言えば、女の人って性を手玉に取りたいんですよ。セックスに溺れないで、自分の好きないい男たちとヤッて、その男全部が自分になびいてほしいっていう願望がある。でも実際には無理で、どうしてもセックスした相手に情が移ってしまう。そこをさっぱり切る境地というのがカッコ良く思えるんですね。セックスが終わってもベタベタせずに「はい、次!」っていけるかどうか。それこそ“ビッチ道”ですよね。

―ずばり、ビッチとヤルには?

そこにパターンとかはないと思うんですよ。ビッチのトップは、誰が自分にとってヤッたらいいかの選球眼がすごい高い。それは性格でもなくて、結局は、その人が持っている性能力のポテンシャル、すなわち“チンポテ”を見ています。過去に経験した男の、彼女好みのチンポテが膨大にアーカイブされているんですよ。それに引っかかればいいと。

―自分のチンポテが心配です。

日本男子のそれって、AVの影響かもしれないけど、手技とかテクばっかりのスペックになっているきらいがある。でも、女の人が求めるのって全体的な皮膚感であって、テクってそこまで重要じゃないんですよ。あと、イヤらしさの想像力がある人は床上手だ、とはいいますね。女の人と対面したときに、「この女にどんなやらしいことしてやろうか」っていう想像力は、逆に男のスタンドになって、絶対その手の女性に伝わる。

―ど、どうすればチンポテを上げられますかね?

ん~、電車で訓練したら? バッと前に座った女の人を見て、「こいつはどう攻めようか?」って、片っ端から視姦するっていう(笑)。ただし、ビッチはいろんな男とヤリたい人なので、男が執着を見せると捨てられますよ!

●湯山玲子(ゆやま・れいこ)



ジェンダー、音楽、クラブ、ファッションなど、カルチャー全般を論考し、女性誌に多くの連載を持つご意見番。著書に『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(ワニブックス)など。6月21日には、恵比寿リキッドルーム2階で女性誌編集長らを招いてのトークイベントあり

『ビッチの触り方』



飛鳥新社 1365円







性欲が旺盛で、それを実践する女子「ビッチ」。木嶋佳苗の裁判にファンの女性が集ったように、女は誰しもビッチに憧れている。そんなメスの頂点たるビッチを、その生態と種類、男から見た「落とし方」を明かしつつ、歴史的に、現代社会論から論じる。

(取材・文/頓所直人、撮影/井上太郎)



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