家電業界の救世主「スマートテレビ」って何だ?

週プレNEWS / 2012年6月13日 15時0分

家電業界の最終兵器ともいわれるスマートテレビが、この夏、ついに日本にも本格登場しそうだ。

スマホの登場で生活が一変したように、これまでのテレビやパソコンを過去の遺物にしてしまうかもしれないスマートテレビ。その正体と可能性はどのようなものなのか? 解説しよう。

・動画、音楽配信に対応



YouTubeなんて当たり前。有料無料の各種動画、音楽配信に対応しているので、テレビの前に座ってボタンを押すだけで、好きなアニメや映画、音楽が自宅で手軽に楽しめる。国内外の各種サイトから最新エンタメをいつでも取り出せるってことは、テレビチャンネルが無限に増えたことにも等しい。

・SNSにもバッチリ対応



FacebookやTwitter、Skypeなど双方向性のサービスを、テレビを見ながら使える。サッカーの試合を日本中のたくさんの仲間と同時に見ながら、FacebookやTwitterでメッセージ応援を交換するなんてこともできる。逆に、遠距離恋愛の彼女とふたりきりで、Skypeを使って互いの顔を見ながら一緒に同じ映画を見て感動を分かち合うなんて離れ業も可能。

・マルチタスクで退屈知らず



テレビを見ながら、さらにブラウザとTwitterなど、同時にふたつ以上のソフトが使えるのも特徴。画面の狭いスマホやタブレットでは不可能な、多数のアプリを同時に広げて使うマルチタスクの楽しさをテレビなら存分に味わえる。

・アプリでカスタマイズ



スマホ同様、好きなアプリをダウンロードして、自分好みにカスタマイズできるのが最大の特徴だ。ゲーマー仕様、フィットネス仕様など、アプリの数だけ組み合わせは無限大。自分だけのスマートテレビにできる。

上記のように、簡単に言えば、LANケーブルやWi-Fiでインターネットに接続して、パソコンのように使用するテレビがスマートテレビ。ただ、それによって視聴方法は無限に広がるということだ。

具体的には、まずLG電子が日本市場に投入する「LG Smart TVシリーズ」。250種類のアプリに、チャンネルボタンのない「マジックリモコン」などを搭載。47型で予価32万円と国産ノーマルテレビの約2倍の価格になりそうだ。

またサムスンからは、ハイスペックパソコン並みのデュアルコアプロセッサを搭載した「Samsung ES8000」が、すでに韓国で発売中。同社の誇るスマホGALAXYシリーズとの連動で、強力なパフォーマンスを発揮する。

さらにアップルもスマートテレビを開発中との噂で、発売されれば、このジャンルの大本命になるのは間違いない。

現時点では「テレビにここまでの機能は必要ない」と思えるかもしれないが、数年後、スマートテレビがテレビのスタンダードになっているのは間違いないだろう。

(取材/近兼拓史)

■週刊プレイボーイ26号「夏に買う!クール&スマート家電セレクション」より



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