中国ネット界で、蒼井そらは「尖閣」の8倍以上関心を集めている

週プレNEWS / 2012年6月11日 9時30分

中国で最も有名な日本人と呼ばれるセクシータレントの蒼井そら。中国版ツイッター「新浪微博」のフォロワーも1200万人を超え、中国国内で圧倒的な知名度を誇っている。その人気ぶりを裏付けるような騒動が、今年4月に起こっていた。

4月5日、中国の高級茶葉企業「西湖龍井」が、蒼井そらを出演料500万元(約6300万円)でCM起用するとの噂が中国のネットで拡散。その噂を真に受けた中国最大手の新聞『環球時報』が自社サイトで本件への賛否を問う世論調査を始めてしまったのだ。

調査には数万人が投票し、「反対」が95%を占める結果に。「中国の伝統文化の広告に日本人のポルノ女優を起用するとは何事か!」とサイトに怒りの投稿も寄せられたが、翌日には西湖龍井の社長が「そんな話は知らない」と声明を発表。蒼井側も「新浪微博」の公式アカウントで噂を否定した。

しかし、なぜ彼女はここまで中国で話題となっているのか。中国のB級ニュース事情に詳しい作家の安田峰俊氏は語る。

「中国のネットで日本の話題を調べるとアダルト分野への関心がやけに高いんです。大手検索エンジン『百度』提供のホットキーワード測定サービスで確認すれば、今年5月の『蒼井そら』という単語は、領有権問題がくすぶる『尖閣諸島』や、河村たかし名古屋市長の発言で物議を醸した『南京大虐殺』より8倍以上も高い関心を集めているほど。そのほかのAV嬢でも、例えば『吉沢明歩』は尖閣の2倍くらいは話題です。『日本=AVの国』という印象が根強いんですよ」

加えてウェブ版の記事は、たとえ大手紙でも、アクセスを多く集めるために「ウソ記事」だと分かった上で扇情的な内容を掲載しがちだという。これには、中国国内の読者が情報の真偽を確認しにくいという側面がある。

中国人が考える日本人のイメージ=AVにマッチし、しかも商業的にもオイシイ、これが中国ネット界で日本のAV女優が多く取り上げられる理由だ。

(取材/高山祐介)



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