女性を幻滅させる食事のマナーとは?

週プレNEWS / 2012年6月21日 13時0分

女性とのデートに食事は必須ですが、思った以上に、女性は男性の食事マナーを気にしているもの。そこでいい印象を持たれるかどうかが、次のデートへの成功不成功に関わってきます。

では、女性に嫌われないためには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。大学で「恋愛学入門」を教える早稲田大学の森川友義教授が解説します。

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最近、女性から「ステキだと思っていた男性とデートで食事したら、マナーが悪くて幻滅した」という話を立て続けに聞きました。デートに食事はつきものですが、食べ方をはじめとする食事のマナー違反はなかなか自分では気づかないですよね。「クチャクチャ音をたてて食べる」「食後に歯に食べカスがたくさんついている」などは論外ですが、程度がひどいとせっかくの恋愛が台なしになるケースも多いので注意が必要です。

まずは和食。この場合、最も大切なのは箸の使い方です。箸には美しい持ち方というのがあって、見る人が見ればそれだけで育ちがわかってしまいます。「確かに自分は美しくない」と自覚症状がある人は案外多いのですが、残念ながら「箸の使い方がへただから、あなたとは恋愛できない」と面と向かって言ってくれる女性は少ないので、直す努力を怠(おこた)っている人がほとんどです。

いい練習方法がふたつあります。ひとつ目は、ランチに煮魚定食を頼んで煮魚の骨近くの部分までしっかりと魚肉をはがして食べることです。時間がかかっても仕方がないですが、煮魚を上手にいただく男はステキなものです。もうひとつは、お皿2枚とお米を用意して、ひとつの皿から別の皿へ2分間でなるべくたくさんのお米を移せるかを練習することで、箸の使い方を上達させることができます。2分間に60粒以上移せたら合格です。私の大学のゼミ生には、毎年、必ずこの「箸コンテスト」をやってもらっていますが、なかには2分間で100粒以上も移す上手な学生がいました。

一方、洋食ではフォーク、ナイフ、スプーンなどを用います。デートの際、特に気をつけていただきたいのがイタリアンのパスタ。これをズルズルと音をたてて食べたり、パスタをちぎったりは、本国では禁じられています。日本ではたまにスプーンを使ってパスタを巻く人がいますが、イタリアではパスタの巻き方がへたな旅行者にしかスプーンは使わせません。スプーンを使うのが正式というわけでもカッコいいわけでもないのです。

フランス料理などでは、シルバーウエアが3種類以上出てくるときがありますが、ご存じのように外から順々に中へ使っていけば問題ありません。よくあるケースですが、シルバーウエアを落としたり、ナプキンを落とした場合、決して自分で拾ってはいけません。係の人を呼んで、拾わせてください。呼び方には2種類ありますが、高級レストランでは何も言わず、目配せだけでテーブルに来てくれます。ややランクが下がると、「恐れ入ります」と言えば来てくれます。女性の代わりに「すいませーん」と大声を出して男らしさをアピールする男性もいますが、それが許されるのは大衆チェーン店だけですので、ご注意を。

■森川友義(もりかわ・とものり)



早稲田大学国際教養学部(政治学)教授。大学では「恋愛学入門」も教える。恋愛に関する著書は『結婚は4人目以降で決めよ―恋愛と結婚と浮気の政治経済学』(毎日新聞社)など多数。

(週刊プレイボーイ連載コラム「森川友義教授の超科学的恋愛講座」より)



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