篠本634の戦国アイドルポタージュ スペシャル【史上空前 ゆび祭り 完全レポート】

週プレNEWS / 2012年7月6日 17時0分

HKT48移籍などで話題の“さしこ”がプロデュースした「ゆび祭り」。日本のトップアイドル10組が集結した

空前絶後! 驚天動地!のアイドルイベントが日本武道館にて開催された。HKT48移籍など、何かと話題のプロデューサー“さしこ”の呼びかけに日本のトップアイドル10組が集結! 感動のステージの様子を完全レポートだ!

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当初、指原莉乃のデビューシングル『それでも好きだよ』の購入者特典として立ち上がった“アイドルの祭典”、それが『第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~』

参加アイドルグループ10組は、現在日本のトップ10アイドルと言っても過言ではないほど。レコード会社や事務所の垣根を越えて集まった10組がバッチバチに戦う! これは、アイドル戦国時代の“関ヶ原の戦い”である。

関ヶ原(武道館)は、さまざまな色のTシャツで埋め尽くされていた。ファンがそれぞれ応援するグループの名前を連呼するなか、指原莉乃の影ナレが入る。

「今日は、指原が大好きなアイドルの皆さんにお声がけして奇跡的に集まったお祭りです! 今日だけはDD(誰でも大好き)として一緒に盛り上がりましょう!」

指原の声に応えるファンたち。会場が揺れる!

―そして、18時3分45秒。幕が上がる! 指原とMCのイジリー岡田が全グループを呼び込んでいく。ステージには10組総勢86名。間違いなく、ここがアイドル大戦国時代のド真ん中だ!

■ぱすぽ☆vsワロタvsももクロ大激突!

それぞれに持ち時間は10分。短めの曲でも3曲が限界だ。この10分をどうやって使うかで、それぞれの陣営の“戦略”を見ることができる。

ひと組目は私立恵比寿中学

ももクロの妹分でありながら、異色の楽曲と常軌を逸したパフォーマンスに定評がある“ふざけすぎ”集団だ。祭りの一発目を、どんなパフォーマンスで飾るのか?

誰もが注目するなか登場した彼女たち……なんと9人全員が、X JAPANを彷彿させるビジュアル系ロックバンドのコスプレだった! そんな姿で、アイドル界の常識を打ち破ったロック曲『放課後ゲタ箱ロッケンロールMX』をブチかます! ヘドバン&デス声でシャウト! 武道館の客は、「なんだ、あれは?」「やりおったー!」と、口々に声を上げる。初手から、とんでもない爆弾をブチ上げた!

会場の動揺が収まらないなか、ふた組目に登場したのは、AKB48の公式ライバル、乃木坂46だ。

デビューから半年、まだ正式にライブをやったことのない彼女たちは、MCからしてたどたどしく、初々しすぎる。正直、この実力者たちが集う鉄火場に、「なんで戦い方を知らない純なウサギちゃんたちが迷い込んでるんだ!?」という印象だった。

しかし、2曲目に歌った彼女たちのデビューシングル『ぐるぐるカーテン』でもっていかれる。“歌の持つ力”とでもいうのだろうか? ヒラヒラと舞うスカートとともに胸のあたりをつかまれてしまう。ライブで観て、つくづく名曲だ、とうなった。

続いては、ぱすぽ☆。ここから本格的にバトルが始まった。

ゴッツゴツのロックソング『ポックスター』、そしてデビューでオリコン1位を獲得した『少女飛行』を立て続けに披露! 今日も、くるくると回る回転フォーメーションに裏声ユニゾンで攻める。舞ったかと思えば、ステージをわしづかみするかのような力強いステップ。そして次の瞬間にはまた飛び立つ。ぱすぽ☆得意の空中戦だ! 短い時間の中で、ぱすぽ☆のウリを凝縮させる戦いぶりだった。

4番目は、AKB48内ユニット、渡り廊下走り隊7。ここはなんといっても渡辺麻友の超センター感。そして、わずか2曲で息が上がるという、おいしいところをもっていきまくりの浦野一美(この日最年長26歳)に注目だ。『希望山脈』『少年よ 嘘をつけ!』という新しいシングル曲を歌った後は、懐かしの名曲『完璧ぐ~のね』でシメる。古くからの渡り廊下走り隊ファンも納得の盛り上がりだった。

そして、ももいろクローバーZである。登場前の影口上で叫ぶ。

「この会場にいるモノノフ(ももクロファンの意)に告ぐ! わが大将が友好条約を結んだ今! 何を大義とする!」「目の前のものだけを信じろ!」「私たちこそがももいろクローバーZだー!!」

アイドル戦国時代のド真ん中で戦ってきたAKB48の用意したステージに立つ彼女たちが、「今から“本物”を見せてやるから、目の前のものを信じろ!」と言い切ったのである。

約7分もある新曲『Z女戦争(おとめせんそう)』、そして『行くぜっ!怪盗少女』をブチ込む! 会場が沸く! まるで、ももクロファンしかいないんじゃないかと思うほどにサイリウムの光がそろいまくる。圧倒的! 前半戦を最高に盛り上げた!





■後半戦もヒートアップ。ラストは、さしこの涙?

祭りも後半戦へ。6番目は、年末に単独での武道館コンサートが決定している東京女子流だ。

女子流最強のロックなアゲ曲、『Attack Hyper Beat POP』でバリバリに踊りまくる、歌いまくる。現在、2ヵ月の活動休止期間中とは思えないほど動く動く。女子流の定番曲『おんなじキモチ』では、会場を十分に使ったステージングで武道館を沸かせていた。ももクロの次ということで、くわれてしまうのでは?という心配も吹き飛ばすような上々の仕上がりだった。

続く7組目はSUPER☆GiRLS。ライブではおなじみとなったスパガの旗を振り回しつつ登場。力強く行進するその姿に並々ならぬ気合いを感じた。

『女子力←パラダイス』、そして『EveryBody JUMP !!』という勝負曲を連投。……個人的には最強萌えソング『MAX!乙女心』を出さなかったことが残念だったが、新曲の『プリプリ♥SUMMERキッス』で、しっかりと武道館に“夏”を届けていた。

そして……やってきました! ハロプロ系では“最強”の呼び声も高いBuono!

1曲目の『初恋サイダー』で真っすぐ通る鈴木愛理の声が武道館の向こう正面の客席に突き刺さる。嗣永(つぐなが)桃子、夏焼雅(なつやきみやび)も声を重ねる三重奏! 思わず苦笑してしまう。歌うますぎだろ! Buono!は決して激しく踊るわけじゃない。なのに、この魅せるステージング。実力の上に成り立つ力。ハロプロの底力を見た。

そして、9組目はアイドリング!!! 名曲『やらかいはぁと』で登場する。一気にやらかい空気で武道館をすっぽりと包んだ。それにしても見るべきところが多い。MCで注目中の菊地亜美の安定したトーク。新曲『One up!!!』『苺牛乳』の披露があったりと、今回最多の総勢21人が一丸となって攻めまくっていた。

そしてトリは、このイベントをプロデュースした指原莉乃。発売日未定の新曲『意気地なしマスカレード』を涙の初披露。そして、『それでも好きだよ』では、プロデューサーとしても、ひとりの歌手としても堂々と歌いきっていた。

全10組。3時間にも及ぶライブは本当にすごかった。何度も何度も「こんなことが本当に行なわれているのか?」「今、夢を見てるんじゃないか?」と思った。 最後、10組すべてのグループが笑顔でAKB48の『ヘビーローテーション』を歌っているのを見ながら、奇跡の祭典を観ることができた幸せをかみしめていた。

「こんなに面白いアイドル戦国時代を見続けるために、絶対に死ねない! 年末、マヤ文明の予言で世界終了とかいわれてるけど、絶対に死ねない!」。そう思った。

(取材・文/篠本634 [short cut])

■指原莉乃プロデュース 『第一回 ゆび祭り~アイドル臨時総会~』



HKT48の指原莉乃がプロデュースするアイドルイベント。トップアイドル10組がライブパフォーマンスで夢の競演を実現した。開催日時:6月25日(月)開場:17時03分45秒/開演:18時03分45秒 会場:日本武道館



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