霊能者・西塔 恵「たいていの心霊現象は、体験した本人の思い込みや錯覚」

週プレNEWS / 2012年7月20日 6時0分

霊視経験の豊富な霊能者の西塔 恵氏は、かつて“ポルターガイスト現象”の撮影に成功したという

2012年も人類を戦慄させる超常現象が世界のあちこちで起きているらしい。そんなヤバすぎる超常現象のなかから、心霊検証番組などに欠かせぬ存在として知られる霊能者の西塔 恵氏が、正真正銘の“ポルターガイスト現象”について貴重な体験談を明かす。

***

私はテレビなどで数多くの心霊スポットで霊視を行なってきました。そんな私が言うのもどうかと思いますが、たいていの心霊現象は、体験した本人の思い込みや錯覚です。

例えば、冬場にガスストーブを消した後、“ピシピシ”って音がする。これを心霊が出す“ラップ音”だと誤解する人もいるわけです。実際、音はすごく判断が難しくて、天井裏で音がしていても、天井裏に入って電気の配線だとかすべてチェックする必要があるので、私は音だけで心霊現象とは断定しないことにしています。

そもそも人間にもわかるくらいの“現象”を起こせる力を持った霊はなかなかいません。私自身の経験から言っても、誰が見てもわかるような心霊現象が起きたことはごくごく限られています。

岩手県の松尾鉱山跡は数年前に近代化産業遺産に指定されて、現在は入ることはできませんが、廃墟となった鉱山労働者の住宅や学校があります。地元ではエアガンを使うサバイバルゲームのスポットとして有名でした。彼らは暗視ゴーグルを使ってプレイします。その暗視ゴーグルに“人魂”が映ると噂になっていたんです。

私はテレビ番組のスタッフと一緒に現地に行き、廃墟と化した薄暗い学校の校舎に入りました。私には生徒たち(霊)の廊下を走る音が聞こえます。でもスタッフにはまるで聞こえていない。大勢のスタッフがいると霊も警戒しますから、全員外に出して、ひとりずつ中に入れ、子供たちの走る音を聞かせたんです。子供たちが廊下を走る音は延々と続いていて、時折、防火用の鉄扉がバタンと閉まる音がしました。

もちろん、鉄扉だから風で勝手に閉まるほど軽くありません。霊が私たちに「出ていけ」と威嚇するわけです。機材を設置して私たちは校舎の外でモニターをチェックしていました。するとカメラの目の前で鉄扉がバン!とものすごい音とともに閉まった。さすがにスタッフも青ざめていました。

はっきりと“ポルターガイスト現象”の撮影に成功した数少ないロケでした。

(取材・文/本誌超常現象調査隊 撮影/本田雄士)

●西塔 恵(さいとう・けい)



霊能者。父方の能力を受け継ぎ幼少の頃から霊能力に目覚める。やがてマンガ家、つのだじろう氏に見いだされ、同氏の作品にも霊能者として登場。テレビなどにも活躍の場を広げ、心霊検証番組などに欠かせぬ存在として広く知られる

■週刊プレイボーイ31号「現代科学では説明できない 超常現象大研究」より



【関連ニュース】

週プレNEWS

トピックスRSS

ランキング