賢く個人売買するための6ヵ条

週プレNEWS / 2012年8月5日 6時0分

高額な買い物といえるクルマも、個人から買うほうが圧倒的に安くなる

2014年以降、段階的に10%にまで増税されることが事実上決まった消費税。そんな消費税がかからないことで脚光を浴びている“個人売買”で賢く買い物をするために、ネットオークションを利用して17年、「日用品から洋服まで、欲しいものがあったらまずオークションで探す」という作家の内藤みかさん(近著は『たたかえ! てんぱりママ モンスターティーチャーとのあれれな日々』<亜紀書房>)にコツを聞いた。

●安い順に並べ直す

「サイトには高い広告料を払った人、つまりオークションで儲けたい人のものから出てきます。これを安い順番に並べ直すのが最初の一歩です」

●検索ワードを活用する

「例えば検索で品物のほかに“引っ越し処分”と入れると、引っ越しで急いでいる方、いくらでもいいから譲りたいという方が出てきます。私はこれでタンスもソファも1円で買いました(笑)。“倒産処分”“難あり”も狙い目です」

●送料をしっかりチェック

「せっかく安く落札した後で、送料が1000円もかかると気づいても手遅れ。最近は中国など海外から出品する人も増えているので説明をよく読みましょう」

また、ネットオークション以外にも、個人間での売買を仲介するサイトがある。スポーツカーやクラシックカーなどマニアックな車の個人売買情報サイト『エンスーの杜』代表の金盛哲二氏は、車のような高額なものを個人で売買するときの注意点を挙げてくれた。

●手続きをいとわない

「名義変更など、中古車販売店ならほぼひととおりやってくれることも、自分でやらなければなりません。ただ、実際やってみると思ったよりも大変ではありません」

●金銭の授受は明朗に

「基本は現金で全額決済。売った側は、買った側がきちんと名義変更するまで追いかけることが必要です。名義を変えないと翌年も売った側に税金が来てしまうことになります。うちの場合は売買契約書を作り、一筆入れてもらうようにしています」

●現物を見る

「オークションだと車の状態を見ないで購入できますが、僕は現物を見てオーナーさんとじかに話したほうがいいと思います。人柄もわかるし、そこから車好き同士の仲間意識が生まれて、少しまけてくれるなんてこともあるんです」

個人売買の醍醐味は、数%の消費税に対抗するというだけの話ではない。安さや税金がかからないこと以上に、「コミュニケーションの手段として売り買いを楽しむ」ことにある。今後、“買い物”という行為は、個人売買によって変わっていくのかもしれない。

(取材/梶野佐智子)



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