乙武洋匡氏も絶賛! ネット界のカリスマ“はるかぜちゃん”の素顔

週プレNEWS / 2012年9月12日 16時0分

早泣きのできる天才子役として、映画やテレビで活躍中の美少女“はるかぜちゃん”こと、春名風花ちゃん(11歳)。3歳で携帯電話を買い与えられ自らブログを更新し、9歳からツイッターを始めたという、スーパーデジタルネイティブ世代の女のコだ。

彼女が最初に脚光を浴びたのは、2010年のこと。マンガ・アニメの表現規制になると物議を醸していた東京都の青少年育成条例問題に対し、ツイッターで「ぼくたちはいいまんがも、悪いまんがも、ちゃんと自分でえらべます(ω)」「都条例ぷんすか(ω)」などとつぶやいた一連の“都条例ぷんすかツイート”が評判を呼び、フォロワー数が激増。当時9歳のはるかぜちゃんは、“もの言う子役”として新たなスタンスを確立したのだ。

その後も日常のエピソードを子供らしい表現でふんわりとつぶやいたかと思うと、物事の核心を突いた切れ味鋭い意見を披露するなど、的確かつ秀逸なツイートで著名人、一般人を問わず多くのファンを獲得。フォロワー数は現在、13万人に迫る勢いだ。

そんな“はるかぜちゃん”が先月、大津市の中学生いじめ自殺事件を受けて始まった朝日新聞の連載企画「いじめと君」に登場。いじめている側に「想像力」を持つよう訴えた文章が、多くの読者に感動を与えた。

また、各界論客が弁を振るう月刊誌『新潮45』の9月号には、ネット上の言論について寄稿。自身が中傷された経験を踏まえながら、子どもがネットを安全に活用できる環境づくりを提案し、こちらも各所で絶賛されている。

子役に詳しいライターの田井庸介氏は、こう唸る。

「小学生といえど、これだけ物事を考え、それを言語化できる能力には驚かされます。過去にも大人っぽい生意気なことを言うキャラの子役はいましたが、彼女はそういう子らとはまったく違い、自らの意思で、自らの言葉を駆使して正論を言い、その意見に大人も一目置くようになっている。彼女は出ては消え、大人の都合で消費されるだけの存在となっている子役たちの中にあって、まったく別の輝きを放っていますね」

よくツイッターで彼女とやりとりしている作家の乙武洋匡氏は、彼女についてこう語る。

「大人でも、あれだけしっかりと意見が言える人はいない。彼女の魅力は、真っすぐに自分の意見を、誰に対してでも臆することなくぶつけられるところ。また、彼女は自分の考えを理解してくれない人に対して、とことんまで言葉を尽くして話し合おうとする。一生懸命言葉を重ねれば、最終的にはわかり合えるんだというピュアさも魅力のひとつだと思いますね」

だが、乙武氏によると、実際に本人に会うと彼女の印象はツイッターとはまったく違うらしい。

「今年の正月、横浜・中華街で僕の家族と彼女の家族とで会食をしたのですが、彼女はどちらかというと内気な女の子でした。ツイッターでの“前へ前へ”といったところがない。おそらく内に秘めた思いや強さを持っているんでしょうね」(乙武氏)

ネット上の暴言に対しては「ついり3ヶ条」を作って冷静に対処しているという、はるかぜちゃん。ひとつ目は「読むときはやさしい気持ちで」、ふたつ目は「誹謗中傷、悪口への反論は3ついりまで」、三つ目は「スルーしないスキルも必要だ」だという。

そんなはるかぜちゃんを、前出の乙武氏は心配する。



「彼女がどこまでも相手を追い続けるとトラブルは長引くし、彼女自身が傷つくことだってある。僕はメールで『自分が傷ついてしまうから、疲れたときはほどほどにね』と伝えたこともあります。しかし、彼女は『指が疲れるくらいで、心は大丈夫』と返してきたんですよ」

日本最年少論客・はるかぜちゃん。これからも彼女の言葉から、目を離せそうにない。

(取材・文/コバタカヒト)

■週刊プレイボーイ39号「“はるかぜちゃん伝説”を追う!!」より



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