WBC監督に山本浩二浮上。1ヵ月前に本命視された舞台裏とは?

週プレNEWS / 2012年10月2日 15時0分

難航していたWBCの監督問題だが、本命視されていたソフトバンク・ホークスの秋山幸二監督が頑(かたく)なに固辞したことを受け、どうやら“ミスター赤ヘル”こと、元広島カープ監督の山本浩二氏に就任要請される方向で決着しそうだ。

そもそも先月初旬には、すでに山本氏の名前は本命候補として挙がっていた。その理由をスポーツ紙のデスクが明かす。

「山本氏の名前を最初に書いたのが読売新聞グルーブの『スポーツ報知』だったため、他紙も色めき立ちました」

日本ラウンドの興行権を持つ読売新聞グループが名前を出したため、巨人・原辰徳監督、ソフトバンク・秋山監督などの有力候補がいるなか、本命視されたというわけだ。

「調べてみると、山本氏は原、秋山両監督に断られた際の“保険リスト”に名を連ねていたようですが、山田久志氏や伊東勤氏らのほうが上位にいたのは間違いない。現役監督に加えて彼らにも断られ、“保険の保険”だった山本氏に打診したというのが舞台裏のようです」(スポーツ紙デスク)

代表監督を早いうちから打診していたのは事実のようだ。その後、二転三転したのは、NPBとソフトバンク幹部が、あくまで秋山監督にこだわったから。NPBにしてみれば、前回大会の原監督で分かるように“現場勘”がある人物に引き受けてほしい。そしてソフトバンクにしてみると……。

「WBC代表監督となれば、まさに“世界のソフトバンク”をアピールできるからです。ですから、ソフトバンク球団の会長でもある王さんから要請するとなれば、そのときは『現段階では来オフで切れる契約期間を再来年まで延長する』という条件をつけるはず。代表監督を引き受けたことでソフトバンクの成績が落ちても不問に付す、というわけです」(前出・スポーツ紙デスク)

秋山監督を本命としながらも、あえて読売グループが山本氏の名前を出したのはなぜか。テレビ局関係者がその意図を明かす。

「本当に本命として正式な打診があったなら、公式発表の前に(読売新聞グルーブの)スポーツ報知が書くとは思えない。その後、王さんも山本氏も正式要請があったことを認めていません。

むしろ考えられるのは、“観測気球”として1面に書いたという解釈。そのままファンやほかのマスコミ、関係者がすんなり受け入れてくれれば決まりですが、もし激しい拒否反応があった場合はなかったことにする。これ、球界では通常の監督就任の際にもよく使われるパターンなんです」

確かに、大きな反対意見は出なかったものの、最近では元名選手、元監督というより、むしろ『中居正広のブラックバラエティ』(日本テレビ)で芸人にイジられているデカいおじさんという印象の山本氏。少し不安もあるが、半年あれば勝負師の顔に戻るはず。はたして「山本コージージャパン」は誕生するのか?



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