爆発的大ヒット中のiPhone5。現在のシェア争いはソフトバンクが優位?

週プレNEWS / 2012年10月5日 20時0分

全世界で大ヒット中のiPhone5。キャリア選択で悩んだ人も多いと思いますが、発売2週間の購入比率ではソフトバンクが一歩リード?

9月21日に発売されたiPhone5。発売から2週間が経ち、購入者の声がいろいろと聞こえてくるようになった。

「5」の最大のウリである高速通信「4G LTE」について、ケータイ事情に詳しい専門家は発売直後、次のように語っていた。

「思っていたよりも“使える”印象。つながれば速いし、ページもサクサク動きます。これに慣れると、3G(先代モデル「4S」の通信方式)には戻れないかも。でも、地方ではネットワークが完全に整備されているとは言いがたく、日本全国どこでも高速通信が享受できるという状態まではまだまだです」(ケータイジャーナリスト・石川温氏)

しかし、10月1日にはソフトバンクがイーアクセスの完全子会社化を発表。同社が提供中の1.7GHz帯LTEサービスはソフトバンクモバイルのiPhone5で利用可能であり、ソフトバンクは既存の基地局と合わせ、2つの帯域での利用が可能になる。その結果、LTE基地局が30,000箇所に広がる(※2013年3月予定)ことから、ソフトバンクのiPhone5は確実に利用エリアが拡充されることがわかっている。

10月4日、IT市場専門のリサーチ・コンサルティング会社のMM総研がスマートフォン購入実態についての調査結果を発表した。それによると、iPhone5購入・予約者でのキャリア比率はソフトバンク 63.9%対au 36.1%となった。

同社が9月27日時点で最新の各種料金やキャンペーン情報を提示して、どちらを購入してみたいと思うかについて質問したときは、「ソフトバンクのiPhone5を購入したい」が58.9%、「auのiPhone5を購入したい」が41.1%であったことから、実際の購入比率は、ソフトバンクがauとの差を拡げた形だ。

背景には、イーアクセスの子会社化以外に、auを意識して追加で発表したと考えられるテザリングなどのオプションプラン追加や、「スマホ下取りプログラム」の対象機種拡充、キャンペーン割引額の増加が影響したことが挙げられる。

このような結果になった理由をMM総研は、「iPhoneといえばソフトバンクといったイメージに加えて、下取りプログラムや新規獲得や既存顧客向けの各種キャンペーンが効果的に作用しているようだ」と分析する。

例年10月には携帯電話会社が冬モデル・春モデルの新製品を発表する時期でもある。今後はiPhone5と冬春モデルを含めたスマートフォンの販売動向に注目が集まる。

(取材・文/週プレNEWS編集部)



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