『メタルギア』スネーク役声優・大塚明夫「また、『待たせたな』の セリフを言いたいですね」

週プレNEWS / 2012年12月16日 6時0分

スネーク役声優としてファンから人気の大塚明夫氏が、実写映画版でスネーク役を演じてほしい俳優とは?

ハリウッドでの実写映画化が決定した元祖“ステルスゲーム”『メタルギア』シリーズ。『メタルギア ソリッド』以降、スネークの声を演じてきたのが大塚明夫氏だ。ダンディな声質にファンが多い大塚氏に、まずスネークという役どころについて聞いた。

「スネークは俺にとっての分身のようなもの。何しろ、映画の吹き替えやアニメと違って制限が少なく、自分の呼吸やタイミングで演じることができますからね。『メタルギア ソリッド』のスネークを演じたときは、第1弾でもあるので特徴を削ぎ落としての演技を心がけました。それとは別で、ネイキッド・スネークはまだ伝説にはなっていない未完成な部分があるので、人間くささや粗削りな部分が出るように演じましたね」

小島監督からの指示は?

「言葉で表現するのは難しいんですけど、小島さんと俺の間でのスネーク像はかなり共振する部分が多いので、最近は小島さんからの注文はほぼないですね」

実写映画版のキャストは未発表ですが、スネークの日本語吹き替えは大塚さんじゃなければイヤだというファンも多いはず!

「ツイッターでも『声は大塚さんがやってください』とは言われますね。もちろん、俺も演じたいので、違う人になったら、ファンの方々の暴動が起こることを信じていますよ(笑)。やっぱり俺もまた、ファンの皆さんにスネークの声で『待たせたな』って伝えたいですしね」

ファンなら劇場で卒倒してしまいそうです! 映画では、どんな俳優さんにスネークを演じてもらいたいですか?

「演技がうまいけど、ほかの映画のキャラのイメージがついていない俳優さんが理想かな。オールド・スネークなら、『エクスペンダブルズ2』に出ていたチャック・ノリスがヒゲを頬まで生やしていて、かなり雰囲気ありました。キャラクターの特性上、銃を乱射するわけにもいきませんが(笑)。小島さんが当初『スネークは人種がわからないように作った』とおっしゃっていたんで、日本人俳優でもいいと思います。真田広之さんは最近ヒゲのイメージありますし、体の動きにキレがあるのでハマるかもしれない。渡辺謙さんもいいでしょうし」

シリーズを通じてのスネークの敵役であるリボルバー・オセロットや、スネークの相棒であるオタコンの配役も気になるところ。

「リボルバー役には亡くなってしまいましたが、モデルであろうリー・ヴァン・クリーフしか考えられませんね。オタコンはずっと一緒に戦ってきた感じがあるから、俺にはスネークの次に思い入れのあるキャラなんです。だから、なかなか選びにくいんだけど、あの情けなさや相棒感が出る俳優さんがいいですよね」

そのほか映画にはどんな期待がありますか?

「小島さんの創り上げた世界観がブレなければいいなと。濃厚なシナリオを、人によっては何十時間とプレイするので、映画とは疑似体験の時間が違い、みんな自分の中にイメージを強く作っていると思いますから。また、なるべく殺さないようにするというゲームの特性がスネークの優しさややるせなさにもつながっていて、それが彼の人間としての素晴らしさでもあり、悲しさでもある。映画でもそのニュアンスが出るといいですね」

●大塚明夫(おおつか・あきお)



俳優。声優としては『攻殻機動隊』バトー役やスティーブン・セガールの吹き替えなど担当。劇団AUN公演『冬物語』(2013年1月23~27日・エコー劇場)に出演予定



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