結婚することには4つのメリットがある

週プレNEWS / 2013年2月23日 12時0分

ビジネスの場においてもステップアップできる結婚の4大メリットを提唱する大塚寿氏

結婚を意識はするけれど、なかなか煮えきらないという男性も多いだろう。だが20代、30代の既婚男性へのアンケートによると、実に9割近くが「結婚してよかった」と答えている。その理由は「子供の存在」「常に話し相手がいて寂しくない」など人生が充実するという意見。

だが結婚のメリットはそれだけではない。大ヒットを呼んでいる『結婚を後悔しない50のリスト』の著者・大塚寿(ひさし)氏によると、結婚にはビジネスの場においてもひとつ上の男になれる4つのメリットがあるという。

「ひとつ目は『ストレッチ効果』です。これはより高い場所に伸びる、成長するという意味。20代を過ぎれば仕事も遊びもすでに身につけていて、新しい情報もスマホで簡単に入手できる。そこから成長するには、本人に相当なモチベーションがあるか、鬼上司にムリヤリ仕事を押しつけられて能力が上がるくらいしか方法がないんです」

結婚すれば成長することができるのだろうか。

「そうです。ポイントは逃げられない状況。家に帰れば必ず嫁がいるので、毎日訓練ですよ(笑)」

なんだか大変そうな気もするが、「好きな人と籍を入れるだけで自分の限界を超えられる。こんな機会はないですよ!」と大塚氏。

さらにふたつ目のメリットとしては、「For You効果」があるという。

「子供の頃は自分さえよければいいけど、仕事はお客さんのため、会社のためで、自分本位に行動できることなんてひとつもない。社会人になってもそれがわかっていない人も多いんです。でも、結婚すれば『For Me』から『For You』にならざるを得ない。考え方が自然と変わり、社会の論理になじんでいける。さらに想定外の出来事への対処に、免疫がつくのも大きい。日々家庭で訓練できるから、外でも生かせるんです」

誰かと生活を共にすればなんらかのトラブルはつきもの。それを乗り越えることが仕事での問題解決にも役立つのだ。



「次のメリットは『ステレオ効果』です。よく『ご飯は大勢で食べたほうがうまい』っていうアレです。『おいしいね!』と会話を交わしながら食事するから、記憶にも残りやすくなるんです。そして食事だけでなく、奥さんがうれしそうだとこちらもうれしくなる。幸福を感じる機会が倍になるんです。また、幸福と同様に不満や怒りもシェアできるんです。例えば、旦那が上司に怒られて落ち込んでいれば、妻は『上司が悪いじゃん!』と慰めたり『こうすればいいんじゃない?』とコーチになってくれる。夫婦はチームであって、困難に対してふたりで闘うから仕事への苦痛も半分になるんですね」

なんでもわかちあえる同志がいると思えば、七人の敵も怖くないというもの。

「そして最後は『バスシート効果』です。例えば修学旅行のバスで、隣に誰も座っていないと寂しいでしょ? それと同じで、ひとりぼっちではない安心感はとても大きい。テニスや卓球のダブルスのように、相乗効果も生まれるしお互いの欠点も補い合えるわけです。独り善がりな決断をすることなく、他人に判断を仰ぎながら行動するというビジネスの基本を学ぶこともできるんです」

このように、結婚はビジネスマンとしても多くのメリットが期待できる。自身の転機として前向きに考えてみるのもよいのでは?

(取材・文/田島太陽 黄孟志)

●大塚寿(おおつか・ひさし)



1962年生まれ。群馬県出身。リクルートを経て、アメリカにてMBAを取得。著書に『30代を後悔しない50のリスト』など。多くの合コン企画にも携わる

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