超大物・ジョーンズに高評価のマギー。今年の楽天の助っ人外国人は大当たり?

週プレNEWS / 2013年4月2日 15時0分

3月29日、プロ野球の2013年シーズンが一斉に開幕した。

今シーズンを占ううえで、各チームのルーキーや移籍組など“新戦力”に注目が集まっているが、春先のプレーを見ただけではシーズンを通しての活躍がなかなか予想できないのが「外国人助っ人」だ。過去、何人もの外国人助っ人が日本プロ野球にやってきたが、前評判通りに活躍した選手がどれだけいただろうか?

今年も日本球界には30人を超える外国人選手が在籍している。なかでも最注目が、楽天のアンドリュー・ジョーンズだろう。

WBCにオランダ代表として出場していたように、野球王国・キュラソー島出身のジョーンズ。1996年にアトランタ・ブレーブスでメジャーリーガーとしてデビュー。以降、メジャー在籍17年で434本塁打(2005年にはブレーブスで51本塁打を放ち本塁打王)、10年連続ゴールドグラブ、オースルターゲーム5度選出など、偉業を挙げたらキリがない伝説級の選手だ。

楽天もついに勝負に出たか!……と思われがちだが、球界での反応は案外冷ややかだ。

「もともとジョーンズの代理人は、楽天と巨人をてんびんにかけていた。ところが巨人は『不振の場合は二軍に落とせる』という条項を譲らず、それを嫌って楽天に決めた。楽天との契約には、開幕時にプレーしていれば年俸3億円のうち1億円は保証するという条項もあるらしい」(球界関係者)

つまり、楽天ではどれだけ不振でも二軍に落とされることはないし、開幕時にベンチにいれば、シーズン途中で帰国しても1億円ゲットという大甘契約なのだ。

「ジョーンズは肩と膝(ひざ)に故障を抱えており、特に膝が悪い。オランダ代表で出場したWBCも全試合DHでした。楽天には本人から『交流戦までには膝を治す』とノンキな報告があったようですが、星野監督はDHでしか使う気がないので、治れば外野を守りたいジョーンズと衝突する危険性もあります」(パ某球団スコアラー)

全盛期の超絶守備は望むべくもないのは残念だが、打撃センスは相変わらず抜群。開幕3連戦はDHで出場し、毎試合安打、打率.333、打点1とまずますのスタート切っている。

そんなジョーンズだが、むしろ楽天では、内野手のケイシー・マギーのほうが高評価だという。

「ジョーンズの陰に隠れていますが、10年にはブリュワーズで104打点を挙げ、昨季もパイレーツとヤンキースで計114試合に出場したバリバリのメジャーリーガー。ミート、長打力ともにジョーンズに劣りません」(前出・パ某球団スコアラー)

ただし、もちろんそれなりにお金もかかっている。

「今季年俸は1億1000万円だが、おそらく同額を移籍金としてヤンキースに支払っている。2億円以上かけて獲得したと考えると、打率3割、30本塁打くらいは打ってくれなきゃ割に合わない」(前出・球界関係者)

開幕戦では3三振と散々なデビューだったマギーも、3戦目では4打数2安打3打点の大活躍。日本野球への対応力はかなり高そうだ。

ジョーンズとマギーが期待通りの活躍を見せてくれれば、今年の楽天はパリーグの台風の目になるかも?

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