復活を期すオリックス・東野に事務所の先輩・長州力が「20勝はアレできる!」

週プレNEWS / 2013年4月13日 15時0分

新天地・オリックスで初登板初勝利をあげた東野。奇しくも事務所の先輩・長州力と(ほぼ)同じポーズでファンに応えている

巨人を放出されたかつての「開幕投手」が意地のピッチングを見せた。

今季よりオリックスに移籍した東野峻(とうの・しゅん)が、9日のソフトバンク戦に先発。苦しみながらも、5回1/3を1失点に抑え、巨人からトレード移籍後の初登板で初勝利を飾ったのだ。

「新しい環境を与えてくれたオリックスに感謝していますし、今シーズンは森脇監督を胴上げすること、自分自身は2ケタ勝利を目指してがんばっていきたいと思います!」と笑顔で語った。

ここまでは、山あり谷ありの野球人生。2004年、巨人は自由獲得枠で野間口と一場の獲得を予定していたものの、裏金事件で一場の指名を断念。下位の指名予定選手をそれぞれ繰り上げ、最後の7巡目に指名されたのが東野だった。

2年目まではケガもあり結果が出ず、戦力外通告やFAの人的補償にも度々、名前があがっていたが、3年目の07年からファームで徐々に躍進。08年に一軍定着を果たし、リーグ優勝に貢献すると、09年はチームで唯一、一年間ローテーションを守り8勝をマーク。翌年は最多勝には惜しくも届かなかったもののチーム最多の13勝を挙げた。そして11年には内海を押しのけ開幕投手の座をつかむまでに成り上がった。

ただ、その後は一部報道で首脳陣との対立が取り沙汰されるなど居場所を失い、昨秋には電撃トレードでオリックスに移籍。前年の開幕投手のクビ同然の放出に球界は騒然となった。

「去年の悔しさは一生忘れない」と誓った東野。キャンプでは、同じく巨人を放出された経験を持つ、西本投手コーチの指導のもと、初日からブルペンに入り、最終的には巨人時代の倍近い1920球の投げ込みを敢行。「巨人を見返してやる」という強い反骨心を持って、課題のスタミナ面を克服した。

今季は大補強で優勝候補にもあげられるオリックスだが、東野の復活劇には、森脇監督も「今年にかける思いがキャンプから充実していた」と目尻を下げた。

ただ、それ以上に目尻を下げていたのが、東野とはまったく関係がないものの、所属事務所が同じという本誌でもすっかりお馴染みのプロレスラーの長州力。東野が復活を遂げた日の深夜、本誌記者が電話で直撃したところ、“後輩”に熱烈エールを送った。

「テレビでアレ(観戦)してましたよ、うん。今日のアレ(ピッチング)を見ているととにかく気迫で抑え込んだというアレ(感じ)だよな。制球にアレ(苦しむ)しながらも要所要所はしっかりアレ(押さえる)するという。彼の持ち味は間違いなく反骨心なんですよ。1勝してちょっとほっとしたアレ(気持ち)があるかもわかんないけど、これで波に乗れるんじゃないか。20勝もイケるんじゃないか!またど真ん中を歩いてもらいたいよね」

電話の向こうで眠い目を擦りながらそう笑顔で語った長州だったが、

「むしろお前さんたち(週プレ)が東野の爪の垢を煎じて飲ませてもらったほうがいいんじゃないかと俺は思うんですよ(ギスギス)。もうこうやってマネージャーも通さず勝手に深夜に気安く電話してくるの止めてもらえないか?(ギスギスx2)」

と苦言を呈することも忘れなかった……。

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