美少女評論家・高倉文紀が語る「ヒロインが生まれる“法則”」

週プレNEWS / 2013年5月27日 12時0分

話題の学園ドラマ『幽かな彼女』に教師役で出演中のあっちゃんも、5年前の学園ドラマでは生徒役のひとりだった

“あっちゃん”こと前田敦子が教師役で出演中の学園ドラマ『幽(かす)かな彼女』には、生徒役にも期待の美少女が大挙出演している。実は5年前には学園ドラマで生徒役だったあっちゃん。今回の生徒役からも「2018年のヒロイン」が誕生するに違いない。そこで、女優・アイドル評論家の高倉文紀(たかくら・ふみとし)氏に、ヒロインが生まれる法則を聞いた。

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現在、『幽かな彼女』(フジテレビ系)、『35歳の高校生』(日本テレビ系)、『放課後グルーヴ』(TBS系)と、キー局で3本の学園ドラマが放送されています。ちょうど5年前の08年にも、同時期に4本の学園ドラマがオンエアされていたということがありました。特に、フジテレビの『太陽と海の教室』には、生徒役で北乃きい、吉高由里子、前田敦子、大政絢(おおまさ・あや)など、後に主演級となる女優たちが出演していました。

こうした学園ドラマの生徒役は、若手女優のショーケースであり、そこでいい演技をしたコがプロデューサーや監督の目に留まって次の仕事につながるということも少なくありません。私が「88年組」と呼ぶ88年生まれの女優たち(堀北真希、新垣結衣、戸田恵梨香、吉高由里子)も皆、若いうちに学園ドラマに出演して頭角を現しています。今回の出演者の中では、広瀬すず、上白石萌歌(かみしらいし・もか)、柴田杏花(きょうか)あたりが、「88年組」に近い可能性を感じさせます。

かつての『3年B組金八先生』などと違い、最近の1クールものでは生徒全員にスポットライトが当たるわけではない。逆に言えば、そのなかで各話ヒロインを務めた未来穂香(みき・ほのか)や広瀬すず、いじめ役の山本舞香、幽霊を見ることのできる森迫永依(もりさこ・えい)など、特別な役が与えられているコは注目に値します。

ただし、いい役を与えられるかどうかは、スタート時点の実力の差でしかない。セリフが少なくても、台本以上に目立つことができれば、ドラマの後半で出演シーンが増えるというのはよくあること。『太陽と海の教室』の前田敦子も、徐々に出番が増えていきました。

かつてAKB48の中から彼女が女優デビューしたように、今回、エイベックスの手がけるiDOL Streetの中から浅川梨奈(なな)と加藤里保菜(りほな)がピックアップされているのも、今の時代ならでは。また、武井咲や大政絢といったティーンズ雑誌の人気モデルが女優として開花したように、今回も現役モデルが何人か出演しているのも注目です。特に、モデルとして完成度の高い飯豊(いいとよ)まりえが、女優としても輝けるか、楽しみですね。

この生徒役のコたちの中から、未来のヒロインが何人も生まれることは、確実だといえます。

(取材・文/西中賢治 撮影/桒原章太郎)

●高倉文紀(たかくら・ふみとし)




女優・アイドル評論家。『日経エンタテインメント!』(日経BP社)などで活躍中

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