コンビニアイスの隠れたメジャーリーガー「あいすまんじゅう」

週プレNEWS / 2013年7月26日 6時0分

発売から50年以上が経過している名菓「あいすまんじゅう」だが、意外と知らない人も多い?

コンビニで気軽に買えるアイスの中でも、アイス好きがこぞってイチ押しするのが「アイスまんじゅう」だ。

年間で約1000個ものコンビニアイスを食す、コンビニアイス評論家・アイスマン福留氏も、「僕の好きなアイスのなかでも一、二を争う」と太鼓判をおす。

「知らない人はよく、『雪見だいふくのようなものですか?』と言うんですが、全然違います! バニラアイスの中にぎっしり“あん”が詰まった一品です。“冷たい和菓子”ともいわれる芸術品。ほかのアイスでは味わえない食感を早く体験してください! 病みつきになる人が続出中ですよ!」

食べたことのある人なら納得のコメント! だが、よく知らない人のために説明しておくと、「アイスまんじゅう」というのはひとつのジャンルで、複数のメーカーから「あいすまんじゅう」「アイスまんじゅう」「アイス饅頭」とそれぞれの商品名で発売されているのだ。

アイスマン福留氏に解説してもらおう。

「コンビニなどで最もよく見かけるのが、丸永製菓の『あいすまんじゅう』。この丸永製菓って、80年の歴史があるお菓子メーカーさんなんですよ。お菓子づくりの熟練の技術があるからこそ製造可能なアイス。まさに“冷たい和菓子”なんです!」

この『あいすまんじゅう』の特徴は、練乳を混ぜたミルキーでソフトなアイスクリームの中に、食べ応え満点の粒あんがぎっしり入っていること。あんには水あめを混ぜ込んであり、凍っていながらも、かたくない最高の“ねっちょり感”が完成している。

また、ラインナップも充実しており、甘さを控えめで上品にした『こだわりのあいすまんじゅう』やイチゴ味、抹茶味などがそろっている。発売から50年が経過している上、モンドセレクションの常連で世界からの評価も高い。まさにアイス界のメジャーリーガー的存在なのだ。

だがアイスマン氏は、「なぜ、日本でもっとメジャーになっていないのか不思議なんですよ」と首をかしげる。たしかに『ガリガリ君』や『雪見だいふく』ほど全国区ではないような気が……?

「僕の感覚だと、サークルKサンクスとデイリーヤマザキに置いてあるケースは多い気がするんですが、ない店舗もあるのでなんとも言えません。メーカーにも問い合わせたことがありますが、把握しきれていないようです。今後、コンビニに入るたびに『あいすまんじゅう』の有無を確認して、取り扱っている店舗を覚えておくといいですよ!」

置いているコンビニが少ないことが、いまいちメジャーになれない要因? まだ食べたことがない人は、ぜひ探して、自分の舌で評判の真偽を確かめてみてほしい。

(取材/黄孟志、撮影/松田崇範)

■週刊プレイボーイ31号「アイスまんじゅうの深オイシイ話」より

週プレNEWS

トピックスRSS

ランキング