アイドル界の大甲子園「東京アイドルフェスティバル2013」レポ!誰が一番アツいのか、ここで決めたらええんや!(後編)

週プレNEWS / 2013年8月5日 18時28分

TIF2日目の詳細レポート!

7月27日(土)、28日(日)に、お台場で行なわれた、東京アイドルフェスティバル2013(以下、TIF)。

前編に引き続き、今年のTIFを振り返り、青春の輝きを見せてくれた少女たちを写真とともに紹介していこう。

2日目、7月28日! 盛り上がりは最高潮だった!

※「アイドル界の大甲子園「東京アイドルフェスティバル2013」レポ!誰が一番アツいのか、ここで決めたらええんや!(前編)」




http://wpb.shueisha.co.jp/2013/08/03/20857/

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★Dorothy Little Happy(DOLL FACTROY)




2011年のTIFで、その名を大々的に売った彼女たち。TIFがどれだけ大事なのかをわかっていた。それは、今回いくつもあったステージごとに、しっかりとセットリストを変えてきたことからも伺える。

2日目、朝一のDOLL FACTROYに登場した彼女たちは朝から全力だった。ガールズ前向きソング『ナミダよりずっと早く』に、心をギュッと掴む“切なナンバー”『GET YOU』。

やはり、このレベルのステージをやられたら何も言えない。ローカルアイドルでいえば、“最強”といっても過言ではないだろう。とくに最後に歌った『飛び出せ!サマータイム』。高橋麻里の腹のすわったアニメ声での歌い上げ。そして富永美杜のアイドルオーラは、この日も素晴らしかった。

★LinQ(HOT STAGE)




朝イチなのに会場がほぼ満員!昨日は、そこまで込んでいなかったマスコミスペースも、大人数が押し寄せていた。それだけ今、LinQの注目度は高いといえる。

この日、同じHOT STAGE で、HKT48という“怪物”が現れる。そんな怪物が同県にいる彼女たち。かなり気合いが入っているように見えた。

「東京 かかってこ~い!」と叫ぶ! 客への煽りがやたらとカッコイイ! 毎週末公演をやっているだけあって、レベルの高いMCとダンスを見せてくれた。気持ちの上では、一歩も引かないパフォーマンスだった。

★Doll☆Elements(DOLL FACTROY)




登場したときの印象は、「あ、お姉さんっぽさを持ったグループだな」というものだった。……しかし、歌い出すと「なんだこれは?」と驚愕した。

歌詞はアイドルでいうならば王道っぽい世界観。しかし、楽曲のテンポがやたら速い!そして、そのテンポに合わせた“激しい&カワイイダンス”に目が惹き付けられるのだ。とくに『キラキラ☆シャイニング』の青春の瞬間を走り抜けるような疾走感!――これはおもしろい。振り、ファンのコール、スピード。

“今、最先端のアイドルの方程式”をしっかりとふまえていた。「アイドルをしっかりと知っている人間が作ってる」という印象を受けた。

★しず風&絆(HOT STAGE)




昨年のTIF最終日の最後。闇に浮かぶガンダムを前に最強のステージを見せた彼女たちが初のHOT STAGEに上がった。THE・アイドルの“しず風”と、激しいダンスで魅せる“絆”という、異なる方向性の2組だ。

個々の曲では、それぞれの魅力を見せ、同じ曲をやる時は見事なユニゾン。数年前から「今、推すならしず風&絆」といわれていた意味がよくわかった。

★まなみのりさ(HOT STAGE)




広島発のPerfumeの妹分も結成6年。2011年にはご当地アイドルフェスティバル『U.M.U AWARD 2011』でグランプリを獲得した彼女たち。艶やかな着物衣装も美しく、3人ともすっかり大人になっていた。

パフォーマンスも抜群の安定感。歌唱力もある。今回、初のHOT STAGEということで、「メインステージに立つのが夢でした」と涙ぐむ。その姿に彼女たちの後ろにある果てしない努力を感じた。『花魁サンダー』を舞う彼女たちの美しかったこと。今後も多いに期待だ。

★AeLL.(AZURE STAGE)




「今日は、夏らしい曲を4曲、用意しました!」。抜けるような空の元、AeLLが登場した途端、パァっと華やかになる。

1曲目は、1stシングルのカップリングである、名曲『Chu! Chu! 晴れる Yeah!』。篠崎 愛と西 恵利香という、アイドル界屈指のボーカルが絡み合う。とびっきりのアイドルソングがAZURE STAGEを包んでいた。

夏のアイドルソングというのは、何故こうも涙腺を刺激するのだろうか? とくにこの名曲は、なぜかグッときてしまう。『シンデレラサマータイム』で、AeLL.ファミリー(AeLL.のファンの意)が完璧なコールをブチ上げる。タオルが回る。夏と歌とアイドルとファン。その集大成を見せてもらった気がした。






★Negicco(SMILE GARDEN)




結成10周年。もはやベテランの"ネギっこ姉さん"のSMILE GARDEN。ポップで心地良いステージはうだる暑さをつかの間忘れさせてくれた。

このNegiccoの持つ、「周囲をゆったりと包み込むような雰囲気作り」はなんなのだろうか? こころなしか、ファンの表情も穏やかになっていた気がした。

名曲『アイドルばかり聴かないで』では、曲中の「ザンネーン!」のパートで会場のほとんどが手を振り上げていた。会場に来ていたのはファンだけじゃなかったのにも関わらず、だ。このグルーヴ感。さすが、“ネギっこ姉さん”である。

★アイドルカレッジ(HOT STAGE)




今回の目玉であるHKT48の直前ということで、客が多く、ファンをつかむ大きなチャンスである。

序盤はちょっとだけ不安もあったが、中盤以降パフォーマンスがどんどん上がっていく。それにしても、超王道なアイドルパフォーマンスだ。ここまで道を外れることなく突き進むのは、本当に勇気のいること。彼女たちの「正しくアイドルをすること」という気持ちが伝わる、良いステージだった。

★HKT48(HOT STAGE)




昨年のSKE48に続き、AKB48グループからHKT48が参戦。TIFに、あの指原莉乃がやってくる。一体、あの支配人は、どんな戦略を練って来るのだろうか?

ステージが始まる前、バックヤードから気合いの入った円陣の声が聞こえた。その声に反応して、満員の客も「うおおおお!」と盛り上がる。「H・K・T・48ィィィ!」と、Overtureが鳴り響き、ステージに現れたのは、新曲『メロンジュース』選抜の16人! まったく手を抜いていないメンバーだった。

――セットリストも、完璧だった。1曲目の『HKT48』や、3曲目の『君のことが好きやけん』といった博多色。そして、完全オリジナル曲が3曲しかないため、『会いたかった』、『言い訳Maybe』、『大声ダイヤモンド』、『ポニーテールとシュシュ』といった、AKB48の大ヒット曲をガンガンに入れてくる。さらに、すべての曲を1ハーフ(1番とサビを繰り返すだけのショートバージョン)にすることで、曲数をギュッと詰めて爆撃してきたのだ。

また、AKB48の夏の失恋ソングの名曲『そばかすのキス』を入れてきたのも驚かされた。これはもちろんHKT48のメンバーは歌ったことがない。TIFのために仕込んできた隠し球だった。

MCも、有名メンバーと、最近話題になっているメンバーを中心に回し、「何故さっしーは1位になれたのか?」という質問に「大金持ちの中国人が……」と、自虐ネタを披露。テレビサイズのMCでバンバン笑いを取っていく。そして最後は異常なノリノリ感を誇る『メロンジュース』でフィニッシュ!

「アイドル同士の戦い」を知り尽くしている指原莉乃だからこその采配。他のアイドルたちとのレベルの違いを見せつけていた。






★テクプリ(DOLL FACTROY)




テクプリは、仙台を拠点に活動するグループだ。メンバーのRIKAが腰を痛め、みんなで踊れなくなってしまったため「残り3人でテクプリを続けていくのは、違う」という理由から解散を決意。テクプリにとって最後のステージとなった。

何曲か、RIKAのいない状態でのパフォーマンスが続く。しかし涙は見せない。少しずつ、少しずつ、終わりに向かって行く寂しさを振り払うように笑顔を続けるメンバー。声を張り上げるファンたち。これまであったテクプリの出来事を振り返るMCでは、メンバーもファンも涙ぐんでいた。

約5年。思い出を振り返れば振り返るほど、涙がこぼれていた。悲しい、悔しい解散に思えた。最終曲『スキスキスキ』(RIMIXバージョン)はなんとも心を握りつぶされるような、切ないものだった。でも、しっかりと最後までアイドルをしていた。「テクプリちは、まっすぐな“アイドル”だったんだなぁ」、ただただ、そう思えた。

★アイドリング!!! TV SHOW TIME(DOLL FACTROY)




DOLL FACTROYで行なわれたアイドリング!!! のTV SHOW TIME。ここでは、なんと新しくアイドリング!!!に加入する6期生が発表された。

メンバーは、写真右から、古橋舞悠・関谷真由・橋本瑠果・佐藤麗奈・佐藤ミケーラ倭子。ふたりの「まゆ」と、ふたりの「佐藤」。そして、残った橋本瑠果は、現メンバー、21号・橋本楓の実妹……という5人。

橋本瑠果(妹)が登場した途端、何も知らなかった橋本楓(姉)は、「なにこれー? ちょっと……家に帰ってよ!」と発言。他のメンバーに「帰るのは同じ家だけどね」と突っ込まれた。

・古橋舞悠(14歳)アイドリング31号




好きな食べ物/カルボナーラ・特技/ダンス・「歌とダンスが好き。アイドリング!!!のファッションリーダーになる!」

・関谷真由(17歳)アイドリング32号




好きな食べ物/ソーメン、そば、親子丼・特技/ナワトビ・「歌やダンスも元気な笑顔でがんばります!」

・橋本瑠果(14歳)アイドリング33号




好きな食べ物/海苔、じゃがいも・特技?/一輪車・「笑顔でがんばりますので、どうぞお願いします!」

・佐藤麗奈(14歳)アイドリング34号




アイドルが大好き!・特技/肩をグリンと一周させること




「長野せりなさんもアイドル好きというので、仲良くして下さい!」

・佐藤ミケーラ倭子(17歳)アイドリング35号




好きな食べ物、生肉




特技 ひとりじゃんけん




「カエルさんが大好き。ミケちゃんって呼んでいいよ?」

★コラボ企画・東京9nine流(SMILE GARDEN)

SMILE GARDENで行われていた東京女子流のライブのラストに9nineが登場し、『おんなじキモチ』を。9nineのラストに女子流が登場し『困惑コンフューズ』を披露!

過去にもコラボしている2組ということで、息はピッタリ、仲も良い感じ! ステージ上で相手の汗をぬぐってあげたり、水鉄砲を一緒に撃ったり、2組の楽しそうな姿に思わず心が和む。それにしても10人の美少女が並んだステージは圧巻。ファンも喜びの声をあげていた。






★アイドリング!!!(HOT STAGE)

TIF2日目。最後のHOT STAGEに登場したのはアイドリング!!! 『プールサイド大作戦』『MAMORE!!!』といったキャッチーな強曲や、“期間限定留学生”である、さくら学院の田口華とのコラボ曲『ミルキーガール』。そして、新曲『夏色キッス☆』、『サマーライオン』を披露した。

この『サマーライオン』はヤバかった。夏に燃える肉食系女子ソング! ライブでの盛り上がりがハンパないのだ。その盛り上りのまま、最終曲『やらかいはぁと』へ。完璧に客席を陣取っていたアイドリング!!!の熱心なファンたちが一斉にオレンジ色のサイリウムを光らせる。そのタイミングと景色は、見事、という言葉しか出て来なかった。

……それにしても、なんといっても特筆すべきはMCのクオリティだ。完全なテレビサイズで、ドッカンドッカンと受けまくる。アイドリングは今年も、MCでもステージでも、TIFの“ホスト役”をキッチリと果たしていた。

★グランドフィナーレ(HOT STAGE)

最終のグランドフィナーレ。HOT STAGEだけでなく、ほかのステージで活躍したグループたちが大集結。例年おなじみとなった、そのピースフルな景色は、本当に素晴らしかった。

***

――東京アイドルフェスティバル。今年は、昨年と同じ111組というアイドルグループが参加した。そして観客は、昨年よりも1.5倍となる、約3万人を動員。アッツイ太陽の下、涙と汗を振り絞って踊るアイドルたちの姿は本当にキラキラと輝いていた。

そして、大汗をかきながら移動し、応援し続けたファンたちは、異常なほどの楽しさに心躍らせていたに違いない。

「NOミュージック! NOアイドル!」

アップアップガールズ(仮)が、大声でそう叫んでいた。アイドルも、アイドルが大好きなファンも、すべてがそう思っている。

「夏の祭典、楽しすぎた!」去年も一昨年も、そう思った。だからこそ、来年もまた続けてほしい。アイドルを愛するすべての人のために。プロデューサーの門澤清太氏。期待していますよ!

(取材・文/TIF大好き取材班、撮影/武田敏将、関根弘康)

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