夏菜、待望の1stグラビア写真集発売!「誰もができることじゃない。グラビアは私の武器でもある」

週プレNEWS / 2014年1月27日 6時0分

ファースト写真集を発売した夏菜、7年間の女優人生に迫る!

出会いは17歳だった。渡辺夏菜、という名の少女は、その年齢よりずっと大人に見えて、必要以上に気を張っていた記憶がある。あれから7年余り。遅すぎた、かもしれないファースト写真集『The Gravure』(撮影/立木義浩)が1月27日に発売された。この機会にあらためて、女優・夏菜に迫ってみたいと思う。

―ファースト写真集がまさか、ラスト水着になるとはね。

夏菜 私、ずっとファーストを守ってきたから(笑)。映画『GANTZ』の絡みで写真集を出したことはあるけど、夏菜名義では正真正銘、これが初めて。

―写真集の話は後でじっくり。このインタビューではまず、夏菜の物語、女優人生を振り返ってもらいたいんだけど。

夏菜 何? いきなりかしこまっちゃって。私でよろしければどうぞご質問ください(笑)。

―そもそも小さい頃から女優を目指していたの?

夏菜 いや、まったく。モーニング娘。がカワイイとか、人並みのミーハー心はあったけど。

―そんなどこにでもいる普通の女のコがどうして?

夏菜 中1くらいから街でスカウトされることが多くなって。今の事務所に決めた理由は矢田亜希子さんが所属されていたのが大きかった。だから、タレントやアイドルじゃなく女優を目指すのは自然な流れだった。

―週プレは夏菜が17歳の頃に初めて取材して。覚えてる? ロングヘアの少しマセた高校生という印象だった。

夏菜 確かに(笑)。芸能人が多く通う学校に行っていて、彼女たちと一緒にキャピキャピしたくない意識が強かったから。そもそも私、けっこうヤンチャな学生だったんで(笑)。

―ヤンチャ? 俗に言う、ギャルみたいな?

夏菜 いわゆる派手なグループにいて、誰よりも早くスカートを短くして先輩に目をつけられるタイプ。変に突っ張る部分が、仕事に向き合う姿勢にも出ていたかも。中身はお子さまなのに。

―2006年にドラマ『ガチバカ!』で女優デビュー。スタートは順調だったはずだよね。

夏菜 最初から役がついて、自分がメインの回もあった。なんの苦労もなく、「意外と簡単かも?」って完全にナメてた。当時の写真を見ると、小生意気な顔をしてるでしょ? だから、すぐに痛い目を見るんだけど。

―痛い目……高校卒業後の空白のこと? 仕事の履歴がぽっかり空いている。

夏菜 ストレートに言うとね(笑)。そんな態度だから当然、仕事はなくなってきて。でも、具体的に何をしたらいいかわからない。だから、実家近くの服屋さんでアルバイトをして、毎日毎日、洋服を畳んで。畳みながら演技のことをずっと考えた。振り返ると、ちゃんと仕事のこと、演技について深く考えたのはこのときが初めてかも。

―もういいやって、投げやりになることはなかった?

夏菜 焦ったり、イラついたりはあったけど、やめたいと思ったことは不思議と一度もない。女優は自分が選んだ道だし、性格的に逃げることは嫌いだから。

―ギャル魂は健在だ。

夏菜 悶々とした日々が2年くらい続いたあるとき、思い切って髪をショートにしようとマネジャーから提案されて。落ちるとこまで落ちたんだから、何かを変えるべきだと。正直、私は乗り気じゃなかったけど。

■女優人生の転機。『GANTZ』出演

―そんなタイミングで『GANTZ』(2011年1月公開)の岸本恵役に抜擢されて。

夏菜 ショートカットのすっきりしたイメージが当時の自分、ハングリー精神でいっぱいの私といい感じでリンクしたんじゃないかな。

―この頃、約3年ぶりで週プレに登場してもらったよね。

夏菜 沖縄ロケでしょ? よく覚えてる。このときの撮影でグラビアのやりがいや楽しさを初めて感じることができた。テーマに沿って、カメラマンさんの意図することを理解して、動いて演じて。女優として表現の幅を広げるきっかけになった。

―『GANTZ』から間もなく、コント番組『ピカルの定理』(2011年4月~2012年3月)のレギュラー出演が決まって、少なからず驚いた。夏菜、そっちにいったかって。

夏菜 やっぱり最初は躊躇(ちゅうちょ)があった。でも、やってみたら楽しいし、演技という部分でもかなり鍛えてもらった。芸人さんのアドリブ力や瞬発力は俳優にはない魅力だから。

―ほぼ同時期に、単発のバラエティ特番にもちらほら出てたでしょ? 体を張って。

夏菜 そう! もう人生で一番怖い経験をしてるから! モーターパラグライダーに乗って、空中から瀬戸内海を走るバナナボートに飛び移るという。もう完全に『ダイ・ハード』だよね。

―その頃になんとなく世間のイメージ、“夏菜は根性があって、なんでもやれる女優という認識が定着したような。

夏菜 本当の自分はちょっと違う。後ろ向きというか、マイナス思考。ショートヘアにしたときも、バラエティ番組もまず否定から始まったし。朝ドラ『純と愛』(2012年10月~2013年3月)のオーディションだってそう。実は過去に2回受けていて、どちらも見事に1次審査落ち。だから、『純と愛』のときは、「見てろよ! 絶対に落ちるから」というヤケクソな気持ちで臨んで。でも、台本を読んだら、宮古島出身=色黒の私にぴったり、元気で猪突猛進(ちょとつもうしん)=私のイメージと被(かぶ)るし、演じてみるとしっくりきた。でも、まさか、と思っていたら……。

―受かっちゃった!

夏菜 撮影があった10ヵ月ほどは大阪でひとり暮らしをして。その間、本当にいろいろありすぎた。朝ドラらしからぬ内容だったから、放送中によくない意見が耳に入ってくることも。家族にも、友達にも会えないから吐き出すところがなかった。頭の中は常にぐちゃぐちゃ。

―大変だったんだ。

夏菜 でも、後悔なんて1ミリもない。何より、あの現場を経験したことで周りに感謝する気持ちが生まれた。それまでは自分、自分で必死だったけど、一緒に作品を作って支えてくれたキャストやスタッフ、そして「頑張って!」って声をかけてくれる視聴者の方に対して。だから、役をやりきった満足感もあるけど、それ以上にひとりの人間として成長できたことのほうが重要だったと思う。

■写真集には今の自分、そのままの私がいる

―放送が終わって、2ヵ月後くらい。去年の5月にグラビア復帰のオファーを出したら、すんなりOK。朝ドラのヒロイン女優がまた水着を着るのは、正直、難しいはずなのに。

夏菜 グラビアは誰もができることじゃないし、私の武器でもあるから。ドラマやバラエティでは表現できない自分を見せることができる。週プレで写真集を作る、という約束もあったし。

―やっと写真集の話題に。実際、作品を見てどう?

夏菜 う~ん、哀愁を感じる。『純と愛』の純を演じたことで、人ひとり分の一生を背負って老けたのかも。それと、迷っている、悩んでいる私の今が出ている気がする。

―悩んでいる私?

夏菜 去年、『純と愛』が終わってからは割と自分のペースで過ごせて、その分、女優・夏菜を客観的に見て、考え込んでウジウジしていた。『あまちゃん』がドンと始まって、意識しないといったら嘘になるし。

―実は、写真集のコンセプトとして、そんな夏菜の今を撮りたい狙いがあった。悩んでいるなら、悩んでいるままを。

夏菜 なるほどね。確かに等身大の私がたくさんいる。

―グラビアを7年やってきた24歳の女優が出す写真集だから。カメラの前に普通でいることって、実は一番難しいはず。夏菜ならそれができると思った。

夏菜 立木(義浩)さんの影響も大きい。だって、いつもカメラを持って撮影のチャンスを狙っているでしょ? こっちが構える隙もなく。だからこそ、普通な、素に近い私が写ったはず。

―なかでも印象に残った撮影シチュエーションはある?

夏菜 焚(た)き火かな。ロケバスに乗っていたら偶然、立木さんが煙を発見して、じゃあ撮ろうと。撮影を終えて私服に着替えていたけど、そういう突発的な撮影って面白いし、ドラマがある。

―突然、涙を流しているカットもあるよね?

夏菜 ……言えない、あんな理由だなんて。皆さんの想像にお任せします(笑)。

―プライベートの話も少しだけいい? やっぱりモヤモヤと?

夏菜 いやいや、そっちのほうはかなり前向き。去年は海外に行く機会が多くて、日本の、東京の、芸能界という世界にいる私なんて蟻(あり)みたいなものだと。自分の小さな悩みなんてバカらしいし、広い世界をもっと見たい。だから、英会話を始めたり、フランス語をかじったり。

―今年で25歳。ちょっとした節目の年だよね。

夏菜 去年、親友がふたり結婚して。「え、結婚? 早い」って思ったけど、実際は普通に結婚して家庭があってもおかしくない年だから。自分の問題として当たり前に考えることも。

―タイプとしては突発的にしちゃうんじゃない?

夏菜 そこは慎重にいきたい(笑)。そもそも、こんなにモヤモヤしていて結婚なんてまだできるはずない。きっと30くらいじゃないですか?

―これからもおそらく、ひと筋縄ではいかない女優人生を歩むはずの夏菜に最後、ひと言。とりあえずのひと区切り。これまで本当にありがとう。

夏菜 いやいや、平穏な生活を送りますよ(笑)。何年後かはわからないけど、自信を持って皆さんの前に立てる日がきたら、そのときはまた写真集を一緒に作りましょう。必ず!

(写真/立木義浩 ヘア&メイク/山下景子)

●夏菜(なつな)




1989年5月23日生まれ、埼玉県出身。身長165cm B83 W57 H86 血液型=A型。

■夏菜写真集『The Gravure』発売中!

撮影/立木義浩




東京のスタジオと富士山麓、そして奄美大島を舞台に撮影された、1stグラビア写真集にして究極の一冊。最後の水着と、それ以上の衝撃カットも収録。定価2300円。A4判96ページ。




【http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-780711-0&mode=1】




○写真集の発売を記念して、次の概要でイベントを開催します。




日時:2月9日(日)13時~。




場所:福家書店新宿サブナード店。詳細は福家書店HPをチェック!

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