旅人マリーシャの世界一周紀行:第1回「世界中のブルーを探しに行ってきます!」

週プレNEWS / 2014年2月6日 17時30分

羽田空港からLCCで出発進行! まずは非常事態宣言が出ているタイへ

「週プレNEWS」読者のみなさん、コンニチワン。



“旅人マリーシャ”こと、平川真梨子です。

突然ですが、この度、世界一周の旅に出発しました! 2月2日に羽田空港を発ち、今は予防接種のためにタイ滞在中です。これから6月まで、オセアニアを経て南米を放浪するつもりです。

そんな私は身長152cmのチビッコだけど、持ち前の笑顔とやる気でモデルのお仕事をしてます。モデルにもいろいろあって、洋服においては特にXS~Sサイズ担当なので「Sサイズモデル」とも呼ばれます。過去にはレースクイーン時代もあったけど、恐らくその業界でも一番小さかったんじゃないかな。牛乳毎日飲んでるんだけどなー。

そして生まれたときからチビッコの私は、ニッポンというスモールアイランドのトーキョーというビッグシティーで、ミステリーハンターや、珍獣ハンターとしてテレビで活躍することに憧れながら、日々を送っていました。しかしそのハンター試験は国立大学に受かるよりも狭き門で、受験資格を取ることすら難しい。こうなったら勝手にやるしかない。

学生時代も終わり、周りが女子力高いOLライフを送るなか、私は洋服代や美容代を節約し、アルバイトの給料さえ貯まれば格安旅行代理店のセールを狙って旅行する日々。そんなある日、たまたま舞い込んだアパレル買付の仕事で、一度に複数の国を周るノウハウをゲット。これをきっかけに、本格的なバックパッカー旅に目覚めることとなりました。

そうして、ヨーロッパ17ヵ国に、北アメリカを車で25州めぐり、おまけにカナダやメキシコにもはみ出して、短期旅行も含めたらアジアも何ヵ国かと、さらにはワーホリでオーストラリアに1年滞在。いつの間にか現実逃避な放浪ガールのできあがり。

こうなってくると、次は制覇したくなってくる。本当は世界約194ヵ国全部に行きたいけど、ムリだからまずは50ヵ国目標

旅にハマった理由は、大人になると忘れちゃうあの気持ちがまた蘇るから。幼少期の冒険ごっこや、遠足の眠れない前夜や、初恋のドキドキ。今までしたことのない体験がいっぱいできるからなのかな。大人になっても初体験。イイネ。

もちろん、これまでの旅ではいろんなトラブルにも遭遇しました。

よくあるのは、ストで電車に乗れなかったり、予約したホテルの部屋がなかったり、レンタカー屋にぼったくられたり。

たまにあるのは、寝台列車で白人と黒人の裸のマッチョふたりと同室で眠れなかったり、ユースホステルに見知らぬ白人男性とふたりきりの同室だったり、お家がダンボールの方の隣で野宿したり(今まで無事なのは、私の色気欠如問題かと心配ですが…)

二度とあっては困るのが、カナダのトロントで車ごと荷物全部盗まれたこと。後で見つかったけれど、旅に必要なテントも食料も電気製品も全部無くなり、靴や洋服も持っていかれ、代わりに犯人の脱ぎ捨てた服とトンカチが残されていた。

ポリスには、「これは宝の船だね! こんなに荷物を乗せた車、盗まれるのがあたりまえ。車内にある1セントが欲しくて車盗む奴もいるんだぜ。アホだなおまえ。記念にトンカチ持ってけよ。クールだろ?」と言われ、グウの音も出ませんでした。ただ、食料も盗まれたので腹だけはグウと鳴ったけどね!

■それでもやっぱり旅が好き。

この度この旅、タイはバンコクスタートでレッツラゴー。

しかしバンコクはデモのまっただ中で、非常事態宣言まで出ている状況。デモ隊は赤シャツ派と黄シャツ派に分かれ対抗してるので、その色の服の着用はとっても危険です。たまたま黄色のバックパックと赤いセーターで行こうと思ってたのに、スタートからレッドカードを提示された気分。

「なぜそんな危険な時期にタイに行くの?」

予防接種が安いから! 4、5本も打たなきゃいけないけど、タイなら日本の十分の一程度の費用で済んでしまう。旅の間は基本収入がなく、ただただ貯金を削るという精神衛生上よろしくない状態が続くので、上手な節約をしなければならないのだ。

もうひとつの理由は、すでに手配したエアチケットは最近流行りのLCC(格安航空)で変更やキャンセル不可。乗るしかないよね。

タイで無事に予防接種が終わった後は、危険な南米編の前に、オセアニア編。まずは1年暮らして友達も多いシドニー、その後はフィジー、トンガ、ニュージーランドに寄って、ニューカレドニア、そしてハワイ経由の南米入り。こう言うと、一見優雅でリッチな旅に見えるかも。

けどその次は、覚悟を決めて南米へ。まずは3月初め、ブラジルでリオのカーニバルを見たいと思ってて、でも宿とかチケットとか取れるのかは……今のところ謎です。

そして、ブラジル入国のビザを取るために出国の航空券も必要だったので、とりあえず一番安いアルゼンチンまでのチケットを購入。

今はそこまでしか旅ルートが決まってない。



バックパッカー旅の良さは、ここにある。自由度の高さ。

南米は危険エリアも多く怖いけど、バックパッカーは先進国をクリアしたらレベルアップしたくて南米やアフリカ大陸が視野に入ってくる。そうなると、もう目標は世界一周。

そんな旅で欠かせないのは人とのつながり。旅人同士のコミュニティ、海外文化交流。そしてその経験談を、日本で待つ友達が興味深く楽しんでくれる。私はみんなに旅の面白さや、他国のリアルな一面を伝えたい。そして、「世界一周したいけど行けない」と言ってる人の背中をチョコっと押して、日本の旅人を増やしてみたいなーと思ってる。

もうひとつ。私が道中いつも感動するのが海や空の色、つまり青の美しさなのだ。いつか宇宙旅行に行って「やっぱり地球は青かった。」と言いたい。

ジャパンブルーもあることだし、今年はブラジルでワールドカップも開催するし、ここは旅人日本代表として、地球上の素敵なブルーをいっぱい見つけてこようと思っています。

第1回目、ちょっと真面目モードで書いちゃった。



それでは“ブルーハンター”旅人マリーシャ、行ってきます!

●旅人マリーシャ



平川真梨子。9月8日生まれ。東京出身。レースクイーンやダンサーなどの経験を経て、Sサイズモデルとしてテレビやwebなどで活動中。バックパックを背負う小さな世界旅行者。【http://ameblo.jp/marysha/】Twitter【marysha98】

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