3.11を忘れない。アメリカインディアン・ナバホ族から届いた小さくも尊い“祈り”

週プレNEWS / 2014年3月10日 19時50分

東日本大震災直後、アメリカインディアンたちは海の向こうの大地で、世界の平和と日本の復興を祈り、踊った。その時の写真と日本へのメッセージ映像展『Pray』

東日本大震災発生から丸三年が経過した。その間にも、そしてこの瞬間にも未だ、われわれの想像を超えた多くの人々が被災地の復興支援に携わってきたのだろう。

2011年の夏、日本から遠く離れたアメリカのニューメキシコ州で、被災者のために小さな祈りを捧げた人たちがいたということをご存知だろうか。彼らは「風の民」と呼ばれるアメリカインディアンの一部族、ナバホ族。

ニューメキシコ州にあるナバホ居留地では毎年8月に、ナバホの伝統的なセレモニーが数日にわたって開催される。日本で起こった未曾有の大災害に心を痛めた彼らは、このセレモニーの中で亡くなった被災者への追悼の意を示すとともに、世界平和や日本の復興を願い、祈り続け、同時に募金や民芸品のチャリティー販売を通じてさまざまな支援活動を展開した。

3年前に現地取材を敢行したアートディレクターの佐々木真人氏は、当時を振り返ってこう語る。

「彼らにとって非常に重要であり、また神聖な場でもある部族のセレモニーの中で、本来なら関わりのないはずである日本の人々を思って起こした真摯(しんし)な行動に深い感銘を受けました。あの震災で深い傷を負った人たちがいたということ。今もなお苦しむ人たちがいるということ。それに感化され『何か』をした人たちが、世界中にいたということ。……時間の経過と共にわれわれの中で風化されつつあるかもしれない3.11の記憶を再び鮮やかにするために、3年前の夏、遠いアメリカの地であった出来事のことをひとりひとりに知ってもらい、考えてもらうのは、意味のあることなのではないかと思っています」

佐々木氏が主催するアメリカインディアン写真展 『Pray』は3月10日(月)~3月15日(金)の15:00~20:00 (最終日のみ19:00終了、入場無料)に、東京・六本木スペース『ビリオン』で開催中。

■アメリカインディアン写真展『Pray』




撮影:佐々木真人[pmf co., ltd.]




日時:2014.3.10~15 15:00~20:00予定 (最終日のみ19:00終了)




場所:六本木スペース『ビリオン』 東京都港区六本木4-4-5 メゾン六本木3F




【https://www.facebook.com/billion.roppongi】




協力:代官山 Little Cloud




90th intertribal indian ceremonial実行委員会




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