新番組『バイキング』プロデューサー・小仲正重「半年で終わってもいいから、全力でバットを振っていきたい!」

週プレNEWS / 2014年4月1日 6時0分

『ダウンタウンのごっつええ感じ』や『ネプリーグ』などを手がけてきた小仲正重氏

『笑っていいとも!』が32年の歴史に終止符を打った。その後番組として4月1日からスタートするのが情報バラエティ『バイキング』だが、いったいどんな番組になるのか? プロデューサーの小仲正重氏に聞いた。

■怒られる覚悟はすでにできてます

―この春の番組改編で大きな目玉といえるのが、『笑っていいとも!』の後番組『バイキング』。正式発表前の報道では、確か『ゴールデンタイム(仮)』という番組名だったような……。

小仲 今だから話せますが、番組企画が立ち上がった当初、営業から「プレゼンするときにタイトル未定だと寂しいから、なんでもいいからつけてくれ」と言われ、一瞬で思いついたもの(笑)。それがひとり歩きしてしまって……。最終的には100以上ある候補の中から『バイキング』を選びました。

由来? 僕が海賊が好きだったからです(笑)。というのは些細なキッカケ。本当の意味としては、「いまや激戦区になったお昼の時間帯という“荒波”に漕ぎ出し、斬り込んでいく」「情報や笑いが獲り放題」といった思いが込められています。番組制作発表会では「ピンとこない」という声もありましたが(笑)、1年後には定着すると信じています!

―番組MCは曜日ごとに替わるんですよね。

小仲 ざっと紹介すると、月曜は坂上忍さん、火曜は週替わりでEXILEのTAKAHIROさんとNAOTOさん、水曜はおぎやはぎさん。そして木曜がフットボールアワーさんで、金曜は雨上がり決死隊さんです。坂上さんとEXILEのおふたりはお昼の生放送初司会。どんなふうになるのか、僕にも想像がつきません(笑)。

―『笑っていいとも!』とは雰囲気がガラリと変わりそうです。

小仲 そうですね。出演者同士のトークはもちろん、ロケVTRや中継、ニュースコーナーもあります。枠組みでいえば「情報バラエティ」なんですが、僕はバラエティ畑をずっと歩んできたので、お笑い要素も大事にしたいなと。

―『ダウンタウンのごっつええ感じ』や『ネプリーグ』などに携わってきたんですよね。どんなテイストになるのか、楽しみです。

小仲 ありがとうございます。坂上忍さんがニュースを本音で切ったり、TAKAHIROさんがグルメロケに行ったり。はたまた小林麻耶さんがなぜか大家族のうちに花嫁修業に行ったりと、とにかく破天荒。今まで知らなかった姿も見られると思います。アポなし取材もありますし、怒られる覚悟はすでにできていますよ(笑)。

―『バイキング』の担当になったとき、どう思いました?

小仲 昨年末に上司にその話をされたんですが、実は『笑っていいとも!』が終わると聞いたときから、「やりたくないな」って思っていて(笑)。だから、担当しろと言われたとき、一度断っているんです。けど、「中継ぎではなく、先発エースとして任せる。豪華なキャスティングで全社を挙げてやるんだ」と言われて。意気に感じないわけないじゃないですか。

それに、曜日MCの皆さんもオファーが来たときは悩んだと思うんです。気軽に「やるやる!」とは言えないでしょうし……。それでも覚悟を決めて受けてくれた。スタッフ全員、出演者に恥をかかせたくないという思いで頑張っていますよ。

―プレッシャーは?

小仲 ぶっちゃけて言うと、あんまりないんですよね。『笑っていいとも!』が32年間続いたから、『バイキング』も長寿番組にしようって思うと、どうしても縮こまっちゃうので。始まった後、「だから『笑っていいとも!』を終わらせなければよかったんだ」「日本テレビの『ヒルナンデス!』とかぶっている」といった声が上がるのはわかっているんです。

でも、そんなことは気にせず、思いっきりバットを振っていかないと。スタッフには「半年で終わってもいいから、どんどん新しいことをやっていこう」って言っていますもん。フジテレビの番組が、出塁したいからってバントをするのはカッコ悪いじゃないですか。

●小仲正重(こなか・まさしげ)




1996年にフジテレビ入社。新人時代からバラエティ制作班に所属。以来、ずっとお笑い番組や情報番組を手がけている

■『バイキング』




4月1日スタート。月曜~金曜11時55分~13時。コンセプトは「半径500m以内の日常をエンターテイメントに」。MCだけではなく出演者も豪華

■週刊プレイボーイ15号「テレビ春の番組大改編 注目番組のキーマンを直撃!!」より

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