女のコの“入れ乳”はありかなしか? 今こそマジメに考えてみた!

週プレNEWS / 2014年8月6日 6時0分

グラビアやAVの世界でタブー視される「入れ乳(豊胸)」問題。海外のポルノでは公言されているケースもあるが、日本では「カツラ」のように他者から触れてはいけないものになっている。

美容整形界の第一人者である高須クリニック院長の高須克弥さんがこう指摘する。

「僕が開業した1976年当時の日本は、豊胸手術はもちろん、美容整形自体にものすごい偏見がありました。やはり、『親からもらった体に自ら傷をつけるなんてあり得ない』と考える人が多かったからでしょう。現在は昔ほどではないにせよ、まだ豊胸手術に対する偏見は残っていますね」

また、根本的な問題として、入れ乳には見栄えや感触に難があるというのも、タブー視される大きな原因になっているようだ。

ズバリ、入れ乳はアリなのか、ナシなのかーー。各界の声を聞いてみたい。

まずは、おっぱい評論家で、AVやイメージDVDの制作も手がけている杜哲哉(もりてつや)さんから。

「僕は否定派です。入れ乳とわかった時点で、どのようなものがどのような術式で入っているのか、なぜ入れたのかといったことが気になってしまって、純粋におっぱいを愛(め)でることができなくなってしまうからです。アイドルイメージしかりAVしかり、入れてるコの作品をつかんでしまったときは、失敗や反省の思いでヘコんでしまいます」

入れ乳の事実を突きつけられるとよけいな背景がちらついてしまい、バストそのものに集中しづらくなってしまうというのだ。さらに杜さんが続ける。

「もうひとつ、入れ乳のコには歴史がありません。胸が大きいがために恥ずかしい思いをしてきた学生時代も、街中でジロジロ見られて服選びに苦労した経験もありません。つまり、天然のコには胸が大きいがゆえの恥じらいがあって、それがバストの魅力を倍増させているのですが、入れてるコにはそれがないんです。その差は大きいと思いますよ」日本一の爆乳AVメーカー「シネマユニット・ガス」を立ち上げたAV監督の高槻彰(たかつきあきら)さんは、意外にも入れ乳肯定派だ。

「天然でCカップのコと入れてIカップのコがいたら、私は後者のほうが断然いい。それはAV監督だからというのもあって、撮ってみたい衝動に駆られるんですね。」

では、SOD風俗覆面調査団『kaku-butsu(カクブツ)』の巨乳部長で、年間100人近くの巨乳風俗嬢と対戦している佐藤潤さんはどうか。

「巨乳好きの人は天然にこだわる人がものすごく多いですが、僕は全然こだわらないです。例えば、太っていた人が急激に痩せてしまって、同時に胸もしぼんでしまった。また、小さすぎる自分の胸がどうしても好きになれない。そんな女性が自分の意思と自分のお金でコンプレックスを解消することのどこがいけないんですか。

僕は何人もの入れ乳の風俗嬢を見てきましたが、彼女たちに共通しているのは非常にポジティブなこと。それは当然です、自分にとっての劣等感のもととなっているものが消滅したわけですから。心からおっぱいを愛する男のひとりとして、豊胸手術がもっと身近なものになるよう願っています」

さて、ここまではすべて巨乳好きの意見だが、貧乳好きの立場からAVマイスターの東風克智(こちともかつ)さんに話を聞いてみよう。

「僕は否定派です。個人的に巨乳よりも貧乳のほうが好きというのもありますが、それ以上に、貧乳のコが貧乳にコンプレックスを持っていて、恥じらう姿に萌えるんです。これは貧乳フェチの人はだいたい同じじゃないかな。

豊胸手術をしようと思っている女性たちに、僕は声を大にして言いたいのは、貧乳好きの男は思っている以上に多くいること。男=巨乳好きという固定観念を捨て、“アナ雪”じゃないけど、ありのままの姿を見せてください」最後に、元AV男優で現在はAV監督としても活躍する平本一穂さんにも意見を聞いてみた。

「今の時代は入れるのもアリだと思います。それは豊胸の技術が上がってきたから。僕が男優デビューした1980年代は、豊胸したのが丸わかりのコが多かった。それで、もまれすぎてボコボコになってたり……。そういう悲惨なおっぱいをいくつも見てきました。でも、今は入れていてもわかりにくいコもいます。そのレベルの技術があるなら、メリットのほうが多いはずです」

入れ乳で不幸になることのほとんどは、出来栄えの悪さに起因していることが多い。それゆえに、医者選びは慎重なくらい慎重になってほしい。前出の高須院長も言う。

「生まれながらの天才美容外科医は存在しません。刀鍛冶は何本制作したかでその人の技量が磨かれます。美容外科も同じで、どれだけ症例件数があるかが重要なのです。そういう意味では、多くの患者さんを受け入れてきたクリニックは、症例件数も多く信頼できる確率が高いといえるでしょう」

バストの悩みを解消し、ポジティブに生きる女性がひとりでも多くなることを願ってやまない。

(取材/浜野きよぞう)

■週刊プレイボーイ33号「グラビア界&AV界最大のタブー 入れ乳は『悪』か『正義』か」より(本誌では、高須クリニック院長による豊胸手術最前線講座も掲載!)

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