早くも、iPhone“一括0円”のタダ売り?にはウラがあった!

週プレNEWS / 2014年10月20日 6時0分

iPhone6/6Plusが発売されて1ヵ月が過ぎた。アップルが直販するSIMフリーモデルはいまだ品薄だが、ドコモ、au、ソフトバンクモバイルが取り扱うキャリアモデルは各色、各容量とも比較的容易に手に入る状況になってきた。

こうした在庫のダブつきを反映してなのか……すでに「iPhoneをMNP(モバイルナンバーポータビリテイ)一括0円」、つまり他社からの乗り換えなら“タダ”で販売するお店が出てきたという! ホントなのか?

その真相を探るべく、ケータイ事情に詳しいフリーライターの後藤一泰氏を直撃した。

「ツイッターで『#iPhone6』と『#MNP』などのタグを手がかりに検索してみると、数は少ないですが、『一括0円!』を掲げているお店はいくつかありますね」

なんとマジだった! これなら同じ「一括0円」でも、型遅れになったiPhone5sより、6の購入を即決したほうがいいのでは?

「いや、ちょっと待ってください。iPhone6の一括0円は確かに魅力的に見えますが、こうしたツイートに釣られると、後で泣きを見るかもしれませんよ」

と、後藤氏はくぎを刺す。それはどうして?

「そもそもiPhone6のような人気商品が発売直後に『一括0円』になること自体、何かウラがあると考えるべきです。先代の5sでも、今年2月から3月の各社のMNP争奪戦が異常に過熱した一時期を除けば、6が登場するまでの期間、『一括0円』が大々的にPRされることはありませんでしたから」(後藤氏)

では、今回ツイートされている「一括0円」をうのみにはできないということ?

「はい。販売店のツイートをしっかり見てください。いろいろ注意書きがあるはずです」(後藤氏)

確かに、「在庫わずか」「早い者勝ち」「電話予約可」などのあおり文句に並んで、条件として「F01F」「305SH」「コン有」「おかボ」「シェアOP」「050」など、よくわからない隠語のようなものがズラリと並んでいる。

「『F01F』『305SH』は機種名です。『コン有』は有料コンテンツあり、『おかボ』は『おかえりボーナス』、『シェアOP』はパケット共有のオプション、『050』は通話アプリの『050plus』のことです。これらの条件をすべて満たせばiPhone6が『一括0円』になりますよ、ということなのです。

この中のひとつ、『おかえりボーナス』は、ドコモから他社にMNP転出した人が再びドコモに戻ってくるときに1万800円を値引きするというもの。この条件に当てはまらない人は値引きを受けることができません。つまり、一括0円にはならないのです。

またいろいろな条件があるなかで、今回、顕著なのは他機種との“抱き合わせ販売”です。つまり、販売店の指定した他機種(ここでは『F01F』と『305SH』)を、iPhone6と同時に契約しなければならないのです。つまり、それら他機種への販売奨励金(スマホの契約が成立した際に、キャリアから販売店に支払われるお金)を原資にしたキャッシュバック(CB)分で、6を値引きしているのです」(後藤氏)

やはり世の中、うまい話はないようだ。

(取材/本誌「iPhone6一括0円」取材班)

■週刊プレイボーイ44号(10月20日発売)「もうタダ売り! iPhone6は即決か?待ちか?」より(本誌ではこうした販売方法が横行する真意も解説!)

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