余命1年、“遺言”を本誌に語ったドクター・中松氏が、飲んで食べて治す「がん撲滅食」の新発明を発表!

週プレNEWS / 2014年11月15日 19時0分

ドクター・中松氏が自身を実験台として発明した、がんを治療するための「TwenTea(トゥエンティー)」(左)と「ガンガンおいしい」(右)。新たながん治療の道は開けたのか!

末期がんで余命1年半ーー。今年6月、自らそれを公に告白したドクター・中松氏。週プレではその直後に『遺言』として、本人を直撃し詳細を伝えた(※1)。

それから約半年、『遺言』でも語っていた通り、がん撲滅のための発明に取りかかると意欲を示していた中松氏が14日、「ドクター・中松 帰朝報告&発明発表記者会見」を開催。「がん撲滅食」を発明したと発表した。

会見の前半では、9月18日にハーバード大学で行なわれたイグノーベル賞授賞式での基調講義を中心に、この夏の活動を報告。

自身も2005年に受賞したイグノーベル賞は「世の中を笑わせ、考えさせる研究」を行なった人に与えられる奇抜な賞として今や日本でも知られている。ノーベル賞のパロディとも言われ、その講演には本家のノーベル賞受賞者も登壇する。

(※1:http://wpb.shueisha.co.jp/2014/07/12/32537/)

中松氏曰く、その基調講義は「一番重要な講義」だそうで、日本人で初めて務めたこともあり、「フランスでも有名な週刊誌『PARIS MATCH』でも取り上げられ、一番目玉なんだということを書いてもらった」という。自身の講義に対する聴衆の反応やマスコミでの取り上げ方などを挙げ、その素晴らしい功績を15分以上にわたって説明するなど相変わらずの饒舌ぶりを発揮。

その他にも、マサチューセッツ工科大学での講演や、名誉会長を務める全米小児がん撲滅協会の「がん撲滅運動」の様子などを写真で紹介。

「この写真のピースはピースじゃなくてドクター・中松の『ツー』なんです。これが証拠です」「街中で多くの男性にこう(グッドのポーズ)されたんです。聞いてみたら『He is Beautiful Man』って言うんですよ。日本では一度も言われたことないですけどね」などジョーク(?)を連発し、絶好調。余命約1年のはずだが、そんな気配は全く感じられない!

女性とダンスをしている写真を示し「私とダンスをしたいという女性がこの後ろに20人も待っているんですよ」と、プレイボーイぶりまで“報告”してくれるほど元気そうだった。

そして会見は後半へ。がん告白時に誓った「5大目標」のひとつであり、まさしく命を賭けた「がん撲滅運動と新治療法の発明」の一部の発表となった。

注目となるその発明とは「TwenTea(トゥエンティー)」と「ガンガンおいしい」。

「TwenTea(トゥエンティー)」は「普通、最後が『ty』ですが、そうじゃなくて私はそれにひっかけまして『tea』に、『お茶』にしたわけですね。そこが工夫しているわけです」と、その効果を説明する前に名前のこだわりを説明。これまで携帯電話を腕に装着した「ウデンワ」など、冴えわたるネーミングセンスを披露してきたドクター・中松氏らしい。命を賭した発明品だからこそ、名前だってそれ相応の覚悟を持って決めたのに違いないと思われる。

そして肝心の効用だが、この飲み物はがんだけではなく、糖尿病、認知症、うつ、脳、心臓、腎臓、視力などに効く20の要素を入れているそうだ。

さらに、もうひとつの「ガンガンおいしい」は「がん、糖尿病、高血圧」などに効くもので、中松氏によれば「がん好きなのは糖分、塩分、たんぱく質、カリウム、リン」などであり、それを「がん予防や退治する前提として食べてはいけない」とのこと。

しかし、摂取しなければ当然、食べ物の味はおいしくないため、それを補う「ガンガンおいしい」を混ぜることで、がん患者向けの食事も味が良くなり、さらに必須アミノ酸が摂取できるという。ちなみにこのネーミングもお気に入りだったのか、発表する際に自ら満面の笑みだった。

名前はともかく、今回発表されたふたつの発明は、現段階で「がん撲滅」のために研究・発明しているものの2割程度。このほかにも、がんを撲滅する運動や世界初のがん患者を激励する歌「がんの狂風」などは開発済みとのこと。これらを報告している本人はかなり楽しげで、発明も順調のように思えるが、それは一環に過ぎず、まだ楽観視はできないという。なぜなら、その最終発明は「がん撲滅ロボット」にあるからだ。

「あくまでも発表したふたつは守備的なもの。攻めて治すものとしてロボットが必要。現在は最初のプロセス、つまり理論構築の段階であり、まだ完成してはいない。これを来年の末までにできないと私は死んでしまう」

一見すると、86歳という年齢を考えても元気すぎる様子だが、現在、体温が高く、気分が悪い、呼吸困難などの症状が出ているという中松氏。やはり、刻々とリミットは迫っている。

「5大目標」の達成はもちろんだが、自身のためにも、人類のためにも一刻も早く「がん撲滅ロボット」を完成させてほしい。ドクター・中松の復活を待っている!

(取材・文・撮影/週プレNEWS編集部)

週プレNEWS

トピックスRSS

ランキング