ホリエモン×ひろゆきが考える「モノをすぐに現金化できるアプリ“CASH”」の狙いとは?

週プレNEWS / 2017年9月29日 6時0分

サービスをいったん停止していた質屋アプリ「CASH」が利用を再開した。

『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」で、“ホリエモン”こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏は、このサービスをどう評価しているのか?

* * *

ひろ 目の前のアイテムを一瞬で現金に換えられる“質屋アプリ”「CASH(キャッシュ)」が8月24日からサービスを再開しましたね。

ホリ 6月28日のリリースから16時間半でサービスをいったん停止してたんだよね。ってのも、あまりにも利用者が多すぎて、査定の機能を一時停止せざるをえなかったかららしい。

ひろ 停止前は「アイテムの写真を撮る」→「査定されてすぐにキャッシュ(仮想通貨)を受け取れる」→「仮想通貨キャッシュは銀行振り込みやコンビニを通じて現金化が可能」→「写真を撮ったアイテムは宅配業者が自宅まで集荷に来る」→「2ヵ月以内にアイテムを送る」っていう流れだったんですけど、サービス開始から16時間半で約3億6000万円が現金化されたそうです。

ホリ 今、ふと思ったんだけど、前回の停止騒動って、実は炎上マーケティングだったんじゃない? だって、リリース時に「すごいサービスだ!」って話題になって、サービスを停止したことで、さらに広まったわけだから。

ひろ もしそうだとしたら、かなり賢いですよね。広告として考えたら、かなりの効果を上げたわけですから。実際に、「中古でブランド品を売るならCASH」と認知されましたし。

ホリ だね。んで、初日はなんでも買い取っていたみたいだけど、サービスを再開してからはブランド品の買い取りに限定しているみたいだし。

ひろ CASHは初日に“質屋さん的な業態を貸金業みたいな微妙なライン”でやっていて、そういう攻めている感じがおもしろかったのに、今回の再スタートでは“ただの中古買い取り屋さん”になっちゃった感じですよね。ってことで、僕的にはなんかつまんなくなった感じがしています(笑)。

ホリ でも、この前、社長に会ったんだけど“次の一手”を考えているみたいだよ。

ひろ マジすか?

ホリ うん。それにCASHはビジネスモデルとしては、うまいこと隙をついたよね。

ひろ ええ。日本全国のスマホユーザーが対象ですし、利益の上がる額でアイテムを買い取ればいい。こうした中古買い取り市場って、それなりに需要がありそうですし、経営の難易度はそれほど高くない。

ホリ 彼らが狙っているのは、「メルカリ」の快進撃の裏で買い取りに苦戦している実店舗の業者らしいよ。

ひろ ほうほう。確かに、メルカリにはブランド品とかもガンガン出品されていますからね。

ホリ んで、買い取ったブランド品に利益を乗せて、実店舗の業者に流す。

ひろ こういったサービスに飛びつく層って、手数料を多少高く取っても、大して反発なさそうですしね。いやホント、賢くない人をターゲットにする商売っていいですよね(笑)。

★後編⇒ホリエモン×ひろゆきが質屋アプリで考察「何も考えていないと“下流食いビジネス”に搾取され続ける」

(構成/杉原光徳 加藤純平 イラスト/西アズナブル)

●堀江貴文(ほりえ・たかふみ)

1972年10月29日生まれ、福岡県出身。旧ライブドア社長。SNS株式会社オーナー兼従業員。『やっぱりヘンだよね』(集英社)が好評発売中

●西村博之(にしむら・ひろゆき)

1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる』管理人。近著は『ソーシャルメディア絶対安全マニュアル』(インプレスジャパン)

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