【家族クイズ】実家に帰省中、自分の母親から「妻の文句」を言われたら?

しらべぇ / 2014年12月16日 7時0分

年末年始にお互いの実家に帰省する夫婦も多いでしょう。例えば、自分の実家に妻を連れて帰省したとき、以下のような状況を想像してみてください。

朝、妻よりも早く起きると、すでに母親が台所で朝食の支度をしていた。「おはよう」と声をかけると、「○○ちゃん(妻)は、まだ寝てるの?私に朝食の支度を全部やらせるつもりかしら……」と不服顔。このとき、とっさに何と言う?

① 「だよね。すぐ起こして手伝わせるよ」

② 「母さんの家なんだから、母さんがもてなすのが当たり前でしょ」

③ 「ああ、ごめん。俺がゆっくり寝ててと言っちゃったんだ」

この場合母親は、「お嫁さんは義理の母を手伝ってくれて当たり前」という価値観に基づいて発言しています。もしかしたら、自分自身は夫の実家に帰省したとき、そうしていたのかもしれません。普段余り話すこともないお嫁さんと一緒に台所に立ってたわいもない話をしたいだけかもしれません。

でも妻は、「帰省中はお義母さんに甘えちゃおうかな」と思っているのかもしれません。「あんまりでしゃばってもお邪魔かな」と遠慮しているかもしれません。

模範解答はこんな感じでしょうか。

①=× ②=△ ③=○

①→のちのちが厄介

妻が仕方なく義母と一緒に台所に立ったとしても、ピリピリとした空気が漂うだけでしょう。そんな状態では母親も満足できません。「義母に文句を言われ、夫に起こされないと手伝わない出来の悪い妻」というレッテルは確定です。さらにあなたへの風当たりは強くなるでしょう。

逆に恐怖を感じて台所に立ったとしたら、その場はとりあえず収まるかもしれませんが、妻は今後夫の実家に行きたいとは思えなくなるでしょう。それはそれでのちのちやっかいです。この選択、いいことはありませんね。×です。

②→少々乱暴かも

②は、妻をかばうという意味では頼もしい返答ではあります。しかし問題もあります。「ホストファミリーがもてなすのが当たり前」という価値観に基づいての発言だとは思いますが、異文化コミュニケーションの原則は「郷に入っては郷に従え」。実家とは言え、人の家に上がり込んで、自分たちの価値観を押し付けるのは少々乱暴なやり方です。

母親を傷つけてしまうでしょうし、「だったら二度と敷居はまたがせない!」と言われたら返す言葉がありません。母親は、あなた方夫婦に対して不信感を持ってしまうでしょう。妻との関係は保たれても、実家との関係が悪くなると言う意味で△です。

③→どちらの衝撃も吸収できる

自分がちょっぴり悪者になることで、母親の価値観を認めつつ、妻もかばうことができます。これが○。「最近仕事が忙しかったみたいでお疲れ気味だから、今日はゆっくりさせてあげて、良ければ今日は代わりに俺が手伝うよ、母さん」なんて付け加えれば◎でしょう。

それぞれの家庭にそれぞれの文化がありますから、国際結婚ではなくても、帰省にはカルチャーショックはつきものです。で、文化の違いによる齟齬を埋めることができるのは、異文化の懸け橋であるあなたしかいません。衝突が生じそうなときには、どちらかの味方をするのではなく、③のように、どちらからの衝撃も吸収する「緩衝材」になることを考えましょう。

ちょっと疲れますけども、せいぜい数日のイベントですからがんばりましょう。しこりを残すとあとでますます大変になりますから、結局は自分のためでもあります。そもそも「嫁じゃなくて自分の息子か旦那に手伝わせろよ」というツッコミもあるかとは思いますが、それについてはまた今度ということで。

(文/おおたとしまさ http://sirabee.com/author/toshimasa_ota/ )

しらべぇ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング