【実験】オシャレな写真に巨人のキャップを入れると「ゼロになる」ことが判明

しらべぇ / 2014年12月17日 17時30分

そのキャップをかぶり、東京ドームのグラウンドに立つことは、多くの野球少年の夢。王貞治、長嶋茂雄、松井秀喜…。挙げればキリがないほどの名選手たちの頭には、あのマークが燦然と輝くベースボールキャップがありました。

■なぜ日本人は、自国の野球チームのベースボールキャップを私服でかぶらないのか?

アメリカの若者たちは、メジャーリーグの球団のキャップをファッションの一部として取り入れています。そのスタイルは古くから日本の若者にも影響を与えており、繁華街を歩けば、ヤンキースやホワイトソックスのキャップをオシャレにかぶったB系やスケーター系ファッションの若い人たちを見ることができますよね。

しかし、そんな若者たちのなかで、日本のプロ野球の球団のキャップをかぶっている人を目にすることは、まずありません。少年やおじさんでたま~に見かけ、各球団の球場近くではもちろん多数見ることができるわけですが、“若者のファッションアイテム”としてはまず使われないのです。

いったい、なぜなのか? そんな疑問をもとに、今回は、「冬の東京のオシャレな風景の中にジャイアンツのキャップをかぶった男性がいるとどう見えるのか?」を実験してみました。協力してくれたのは、ワタナベエンターテインメント所属、芸歴1年目の若手兄弟お笑いコンビ「土佐兄弟」のおふたりです。

■中目黒から恵比寿へ

東京屈指のオシャレエリア、中目黒~恵比寿周辺。クリスマスイルミネーションも話題の目黒川沿いや、今年2014年に開業20周年を迎えた「恵比寿ガーデンプレイス」で、土佐兄弟のふたりの写真を撮ってみました。

・目黒川沿い、手を吐息で温める弟の土佐有輝さん(20歳)。


・同じく目黒川沿い、アンニュイな表情でタバコに火をつけようとする兄の土佐卓也さん(27歳)。

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・目黒川をバックに、ファッション誌風に決める弟の有輝さん。

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・公園にて、電話。後ろ姿とハダカの木の組み合わせからなんとも哀愁が漂ってくる兄の卓也さん。

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・恵比寿ガーデンプレイス入り口にある、大きなクリスマスツリー。

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・恵比寿ガーデンプレイス中央にある瀟洒な洋館風の建物。その前でスタバのカップを口につける弟の有輝さん。

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いかがしょうか? 快晴の天気も手伝い、冬だからこそ撮れる“寒さの中の爽やかなオトコたち”になっていますよね。そして、ここにワンポイントでジャイアンツのキャップを入れていきます。

■ゼロになる…

すると、そのあまりの存在感からか、ジャイアンツキャップが入ると、「オシャレさ」や「冬っぽさ」といった要素がすべて“ゼロ”になるということが判明しました。順番に見ていきましょう。

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「手が冷えている」といったことよりも、とにかくオレンジと黒のコントラストが気になって仕方ありません。

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目黒川ではなく、多摩川付近にジャイアンツのファームを応援しに来た野球好きの人にしか見えません。

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完ぺきな背景やポーズも、キャップひとつがすべてゼロにしてしまいます。

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後ろ向きにかぶることで、その異様な存在感はさらに増します。

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クリスマスツリーの数百分の1の体積しかないのに、劣らない存在感を見せつけるジャイアンツキャップ。

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「ヨーロッパ?」とも思えそうだった背景が、キャップひとつ入ることで完全に日本になりました。

そう、このように、ジャイアンツキャップは、すべてをゼロにするチカラを持っているのです。

やはり、キャップひとつに意味がありすぎるからでしょう。どれだけ遠目でも、ジャイアンツのマークがひとつ入れば、それは“ジャイアンツ的な何か”なのです。それだけ、ジャイアンツは日本において偉大な存在ということかもしれません。

最初から分かっていた気がしないでもないですが、あらためて実験したことにより、なぜ日本ではファッションアイテムとして球団のキャップが成立しないのかが身に染みて分かりました。

(協力/土佐兄弟、企画・文/しらべぇ編集部・宇佐美連三 http://sirabee.com/author/renzo_usami/ )

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