『ゆとりですがなにか』評判上々もクドカンファンからは「失望」の声

しらべぇ / 2016年4月18日 17時30分

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『ゆとりですがなにか』評判上々もクドカンファンからは「失望」の声

(画像はYouTubeのスクリーンショット)

(画像はYouTubeのスクリーンショット)

17日、人気脚本家の宮藤官九郎の新ドラマ『ゆとりですがなにか』(日テレ)がスタートした。

松坂桃李・岡田将生・柳楽優弥という人気俳優の揃い踏みもあって、放送前から注目を集めていた本作品。放送直後の反応は上々で、ツイッターでは賞賛のコメントが相次いでいる。

ゆとりですがなにか?なかなか面白かった!!
岡田将生嫌いやったケド、ガツンとゆった所ちょっとカッコよかった///
あーゆーメンズがいいね!
私もゆとりですがなにか?ww

— ちぃー (@hidechi_1213) April 18, 2016

ゆとりですが、なにか。
いた!いたいたいた!!仕事で道わからないからとタクシーできた子何人かいる!!爆笑
やっぱり、ゆとり世代でしたwww
私、ポカンとなりました(笑)

— ちこ(うまれた) (@kobutachanyo) April 18, 2016

クドカンの『ゆとりですがなにか』さすがに面白い。

— たけも (@tkmo2) April 18, 2016

■クドカンファンが失望? その理由とは

クールな印象の松坂のまぬけなキャラや、柳楽のチンピラキャッチ役など、意表を突いた配役に盛り上がった初回放送。しかし、内容は意外にも真面目で、ゆとり世代と評される若者世代の悩みや苦しみ、葛藤が丁寧に描かれていた。

今クールの注目最右翼になりそうな感すらあるが、一方でドラマの内容にどうしても納得がいっていない人もいる様子。それは、宮藤のファンたちである。

初期から宮藤作品をすべて視聴し、舞台にも足しげく通っているOさん(29歳・男性・マイベストクドカン作品は『マンハッタン・ラブストーリー』)は次のように語る。

「クドカンはご存じのとおり、作品の中で『笑い』を大切にしてきました。そのせいで『木更津キャッツアイ』はカルト的な人気を獲得し、濃いファンを獲得した。

数字が取れなくとも、天才脚本家の名をほしいままにしてきました。だってその世界は彼にしか描けないものだからです。

それがどういうことでしょう。今回の作品は、ある程度鋭い作家ならだれでも描けそうな内容でした。そりゃあ、随所に笑いは入れるけど、もはや道具になってしまっている。

そして、そもそも論なのですが、クドカンの作品は基本登場人物が『ゆとり』です。今作に始まったわけじゃやなく、とくに初期の作品『タイガー&ドラゴン』、『木更津キャッツアイ』、『池袋ウエストゲートパーク』なんかは主人公がフリーター(かそれに準ずるもの)。

それを考えると、同じようなキャラたちが真面目くさった顔で若き叫びをしているのは、見てて辛いですよ...。もっと無責任に笑い飛ばすキャラでいてほしかった。それでこそ、クドカンドラマ。変な社会派目線はいらないとさえ思いますね。

あとですね、日曜の夜にあんな重い作品を見たくない。翌日から仕事なのに、全然頑張れないじゃないですか...」

同じ作品であっても、宮藤のファンであるか否かで感想はこうも変わってくるらしい。

とはいえ、『ゆとりですがなにか』はまだ第1話が終わったばかりで、結論を下すのははやいだろう。今後の展開に期待し、見守りたい。

・あわせて読みたい→「ゆとり世代」とのギャップを感じている人の割合は...

(取材・文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤)

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